レンズのレビューや評価を見ていると。
と言うのを目にしませんか?
初心者の方にとって、レンズが明るい暗いと言われてもなんの事か分からないと思います。
明るいレンズだと何が良いのか。
暗いレンズだと悪いのかを見ていきましょう!
明るい暗いはF値のこと
いきなり結論ですが、レンズが明るい暗いと言うのはF値のことです。
開放のF値が小さいほど明るいレンズ。
開放のF値が大きいほど暗いレンズになります。
例
f/1.8のレンズは明るいレンズ
f/3.5のレンズは暗いレンズ
単焦点レンズはF値が小さく明るいレンズが多いですが、ズームレンズは高級品でもf/2.8からで、普通のズームレンズはf/3.5と暗いレンズが多くなります。
明るいレンズのメリット
f/1.8やf/1.4のとても明るいレンズのメリットは。
シャッタースピードを速く出来る
大きくボケさせられる
他には大口径レンズが多いので、画質が良いのもメリットですね。
明るいレンズのデメリット
シンデレラレンズと呼ばれる写りの良い低価格モデル以外は、レンズの値段が高いこと。
またレンズの重量もおもくなりがち…。
そして大口径レンズであるため、フィルター径が大きくアクセサリー代も高くなってしまいます。
f/2.8通しの明るいズームレンズなんかは、お値段が200,000円を超えるんですね…。
暗いレンズのメリット
なんと言っても価格の安さと、種類の豊富さです!
決して「暗いレンズ=悪いレンズ」ではありませんので、明るいレンズに拘らなければ、色んなレンズを低価格で試すことが出来る。
レンズも軽くてコンパクトですので、気軽に写真撮影を楽しめます。
暗いレンズのデメリット
暗いレンズは明るいレンズの真逆となります。
シャッタースピードが遅くなる
背景がボケにくい
暗いレンズと呼ばれるのはF/3.5~のレンズですので、夜などのひかりが少ない場所てはシャッタースピードが遅くなり、手ブレが起こりやすくなります。
良くあるレンズの勘違い
明るいレンズを使えば明るい写真が撮れる!
暗いレンズを使えば暗くて重い雰囲気の写真になる!
これはよくある間違いです。
カメラを始めたばかりのころは、勘違いしていた人がおおいんじゃないでしょうか。
ファインダーのあるカメラは、レンズを通して風景を見ますよね。
このファインダーから見える景色が、F値が小さいと明るく見えF値が大きいほどと暗く見えるだけ。
実際の写真は暗くなったり、明るくなったりはしません。
明るいレンズは最小F値がちいさいレンズ。
暗いレンズは最小F値が大きいレンズと覚えておけば大丈夫です!
まとめ
画質や性能を考えれば、明るいレンズに越したことはありません。
高画質で開放F値もちいさく、シャッタースピードを速くできるしボケも大きくなりますからね。
ただやはり値段の高さがネックとなってきます。
広角レンズや望遠レンズ、魚眼レンズなど色んなレンズを試してみたいなぁ~と思っている方は、価格の安い暗いレンズでレンズごとの違いを体感してみた方が良いかも!
年に1本ずつ明るいレンズを買い足していくよりも、1年で色んなレンズを試してみた方があなたの得意な画角が分かりますからね!