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【35mm換算とは?】レンズを買うまえに必ず覚えよう!

投稿日:2018年12月1日 更新日:

 

ペン太くん
「カメラにも慣れてきたし、そろそろ新しいレンズを買ってみようかな~」

 

と思って、レンズをみていると必ず目にするのが35mm換算!

 

 

レンズの公式ページにも「35mm換算」と書いてあるだけで、説明がないので初心者の方にはなんの話か分かりませんよね…。

実はカメラのセンサーサイズによってレンズの焦点距離が変わりますので、レンズを購入するまえには、まず35mm換算のことを知っておかないと「あれ? なんか思ってたのと違う」なんてことになります。

 

今回はレンズの35mm換算について勉強していきましょう!

 

 

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35mm換算の「35mm」ってなに?

 

そもそも「35mm」ってなんの数字だよ!って話ですが。

35mmというのはフィルムのサイズのことです。

 

 

デジタルカメラが無かった時代は、カメラはフィルムを使用していたのですが、このフィルムが「35mmフィルム」だったからです。

フィルム時代から使われている表記を、今でも使っているわけですね。

 

ピヨくん
「いつまで古い基準を使っているんだよ」

 

と思ってしまいますが、ある日突然「日本はメートル表記を止めて、明日からヤードにします!」って言われたら困りますよね。

 

ペン太くん
「近くにコンビニはありますか?」
「ああ、このまま真っすぐ60ヤードくらい歩いたらあるよ」
ピヨくん
ペン太くん
「………(何メートルだよ)」

 

 

 

 

ペン太くん
「この先に絶景があるのに古びた橋を渡らないといけないなぁ。おや? 注意書きがあるぞ」
「この先、120ポンドを超える方は通行禁止」
ピヨくん
ペン太くん
「………(キロで表記してくれよ)」

 

こんな感じになるととても戸惑いますよね。

なので使い慣れた35mmを今でも使っているわけです。

 

 

35mm換算が必要なカメラ

 

まず、35mmを気にしなくていいカメラがあります。

それは「フルサイズセンサー」を搭載したカメラですね。

 

そもそもフィルムと同じ大きさなのでフルサイズと呼ばれています。

フィルムと同じなら換算する必要が無いってわけですね。

 

 

そして、それ以外のセンサーの場合は35mm換算が必要!

 

APS-Cセンサーマイクロフォーサーズセンサーです。

エントリーモデルはこのどちらかのセンサーを採用していますので、初心者がレンズを購入するときに注意が必要!

 

 

ネットを見ているとこんな文を目にしませんか?

「初心者には50mmの単焦点レンズがおすすめ!」

 

ペン太くん
「写真の上達には50mmのレンズが良いのか!」

と思って50mmのレンズを買ってくると、思っていたよりも使いにくいと感じるはずです。

50mmのレンズは35mm換算すると中望遠レンズとなってしまい、画角がせまく初心者には使いにくいからです。

 

ペン太くん
「うわっ! めんどくさ! カメラ止めよう」

 

いや。大丈夫です!

35mm換算でぜんぜん難しくないんですよ

 

APS-Cの場合は焦点距離の数字を1.5倍するだけ。

マイクロフォーサーズなら2倍するだけです。

 

なので先ほどの50mmのレンズの場合は、35mm換算で75mm(APS-C)になるだけです。

マイクロフォーサーズの場合は2倍ですので100mmですね。

 

たったこれだけの事なんです。

 

標準50mmの単焦点レンズを使いたい場合

APS-Cの場合は35mm(52.5mm)のレンズを買う
マイクロフォーサーズは25mm(50mm)のレンズを買う
※()内は35mm換算後の数値です。

 

1.5倍するか2倍するかの事なので、ぜんぜん難しくはありませんよね。

「焦点距離を35mm換算する必要がある」なんて漢字ばかりで言われると、むずかしそう…と尻込みしてしまう方もいますが、中身を見てみると小学2年生で習うかけ算問題となにも変わらないんですね!

 

あなたがお使いのカメラは焦点距離に何倍しなければいけないか確認してみましょう!

 

 

APS-Cで1.5倍するメーカー

・Nikon

・SONY

・PENTAX

・FUJIFILM

 

APS-Cで1.6倍するメーカー

・Canon

 

マイクロフォーサーズで2倍するメーカー

・OLYMPUS

・LUMIX

 

 

CanonだけAPS-Cでも1.6倍となっていますので注意してください!

 

 

35mm換算クイズ!


※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/

 

Q:このレンズをNikonのAPS-Cセンサーカメラで使うと、焦点距離は何mmになるでしょうか?

 

 

 

 

A:答えは36mmですね。24mmの焦点距離に1.5倍すると36mmとなります。

 

 


※画像引用元:Canon(https://canon.jp/

 

Q:このレンズをCanonのAPS-Cセンサーカメラで使うと、焦点距離は何mmになるでしょうか?

 

 

 

 

A:答えは80mmです。50mmの焦点距離に1.6倍すると80mmになりますね。

 


※画像引用元:OLYMPUS(https://olympus-imaging.jp/

 

Q:このズームレンズをOLYMPUSのマイクロフォーサーズカメラで使うと、焦点距離は何mmになるでしょうか?

 

 

 

 

A:答えは24mm-80mmですね。12mm-40mmに2倍すると24mm-80mmのズームレンズとなります。

 

 

 

35mm換算早見表

 

「う~ん、やっぱりよく分かんない!」

 

という方のために、35mm換算の早見表を作ってみました。

レンズを購入するときはこれを見て、焦点距離を確認してみてください!

 

50mm前後の標準レンズが欲しい場合は、赤字で示している場所のレンズを購入してください。

 

レンズ焦点距離 APS-C(1.5倍) APS-C(1.6倍) マイクロフォーサーズ(2倍)
8mm 12mm 12.8mm 16mm
10mm 15mm 16mm 20mm
12mm 18mm 19.2mm 24mm
14mm 21mm 22.4mm 28mm
16mm 24mm 25.6mm 32mm
18mm 27mm 28.8mm 36mm
20mm 30mm 32mm 40mm
25mm 37,5mm 40mm 50mm
30mm 45mm 48mm 60mm
35mm 52.5mm 56mm 70mm
40mm 60mm 64mm 80mm
50mm 75mm 80mm 100mm
75mm 112,5mm 120mm 150mm
85mm 127,5mm 136mm 170mm
100mm 150mm 160mm 200mm
150mm 225mm 240mm 300mm
200mm 300mm 320mm 400mm
250mm 375mm 400mm 500mm
300mm 450mm 480mm 600mm
350mm 525mm 560mm 700mm
400mm 600mm 640mm 800mm
500mm 750mm 800mm 1000mm

 

 

まとめ

 

35mm換算はAPS-Cセンサーのカメラなら1.5倍か1.6倍。

マイクロフォーサーズのカメラなら2倍してね!というだけの事でした。

 

もしこれを知らないと、APS-Cのカメラを使っている人が「50mmのレンズ使ってみたい!」と言って、50mmのレンズを買ってしまうとカメラに装着したときに、35mm換算75mmのレンズになっちゃっているわけですから「思ってたのと違う…」となってしまいます。

 

商品のレビューを見ると、この失敗をしている方が多くいますので、レンズを購入しようとおもったらまずは35mm換算のことを覚えてから買いましょう!

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