Nikon フルサイズ ミラーレス ハイエンドモデル 4000万画素~ 高画質が特長

【Nikon Z7】ニコンのミラーレスは新次元の高画質!その特徴とレビュー!

梅野

カメラやレンズのスペック、レビューをまとめたブログです。 更に、カメラ初心者の方向けに基礎知識なども書いていきます! どうぞよろしくお願いいたします。

 

遂に登場したNikonの本格的なミラーレス!

まず第一号機として登場したのは「Nikon Z7」

 

フルサイズセンサーを搭載し、画素数はD850とおなじ4575万画素!

いきなり高画素機を出してきたんですね。

 

さらにはこれまで長年にわたって採用していたFマウントを捨て、あたらしいZマウントを採用するなど、大幅な改革がなされています。

 

 

Z7の特長


※画像引用元:ニコン(http://www.nikon-image.com/

 

Z7 3つの特長

・D850と同等の高画質
・画面全体に広がったAFエリア
・待望のボディ内手ブレ補正搭載

 

D850と同等の高画質


※画像引用元:ニコン(http://www.nikon-image.com/

 

はじめはミドルスペックの機種を出してくるのかな?と思っていたのに、Nikonはいきなり本気のミラーレスから発表しました!

 

史上最強の一眼レフと呼ばれる「D850」と同等のスペックを持った高画素機。

※2018年11月29日に更新しました。 ニコンの高画素機を担当するのがD850です。他社の高画素機が4000万画素を超える中、前モデルのD810は3635万画素と数字がすこし見劣りするようになっていました。 そしてついに登場した新型D850は4575万画素にパワーアップ!これでライバル機に並んだと思いきや、その他の性能もとんでもないカメラだったんです。   D850の特長※画像引用元:ニコン(http://www.nikon-image.com/) ・DxOMarkで史上初の100点を超えたセンサー・高画素機の弱点をみごとに克服・史上最強の...

 

ハイスペックなカメラほど重くなってしまうものですが、Z7はミラーレスとなった恩恵を活かし、D850の約半分となる585gと非常に軽量!

気軽に持っていけるD850と言っていいカメラになっています。

 

センサーのスペックはほぼ同等ですが、Z7は新型の画像処理エンジン「EXPEED 6」を採用。

処理速度が速くなったり、高感度でのノイズ耐性があがっています!

 

 

 

そして一番の注目は、Z7から採用されたZマウント!

Fマウントの設計の不自由さから解放され、新次元の光学性能を持ったレンズとなっています。

 

「ちょっと良くなるくらいでしょ。大げさだなぁ」

 

私もそう思っていたんですが、これがマジで別次元の画質を持ったレンズで、現行のFマウントと比較しても圧倒的な力の差を見せてくれたのがZマウントレンズ。

どれだけ違うかは下記の記事からご覧ください。

 

古いレンズとの比較ならわかりますが、現行の評価のいいレンズと比較しても圧倒的にZマウントの方が高画質!

D850と同等のカメラ性能に、このZマウントレンズを使ったのなら、他社の追随を許さない高画質機となりますね。

 

 

画面全体に広がったAFエリア


※画像引用元:ニコン(http://www.nikon-image.com/

 

ミラーレスとなったことで、Z7は像面位相差AFコントラストAFを組み合わせたハイブリットAFを採用しました!

 

一眼レフの位相差AFに匹敵する速さと、それを上回るピント精度を持っています。

また一眼レフとは違い、画面のほぼすべてがAFエリアとなりました。

 

画面の90%をカバーし493点のフォーカスポイントを配置。

一眼レフでは不可能な、画面の四隅でもピントを合わせることが出来ます。

 

新型画像処理エンジンEXPEED 6と新アルゴリズムで、被写体への追従性もアップし、瞳AFこそありませんが「顔認識AF」がありますので、動き回るお子さんでも楽に撮影ができそうですね!

 

 

待望のボディ内手ブレ補正搭載


※画像引用元:ニコン(http://www.nikon-image.com/

 

これまでNikonの一眼レフには無かった「ボディ内手ブレ補正」が、Z7では装備されました!

補正効果も高く、最大で5軸5.0段分の補正効果があり、初搭載ながらトップクラスの性能をもっています。

 

これまでなら難しかった、手持ちでの夜間スナップ撮影もだいぶ楽になりますね!

 

ボディに手ブレ補正がついたことで、手ブレ補正が付いていないことが多い単焦点レンズでも、しっかりと手ブレ補正が効くので活躍の場が広がります。

これから登場するZマウントレンズの解像度を、フルに発揮できそうです!

 

 

Z7のレビューやインプレ

 

レビューは価格.comより引用

 

Z7の良い評価

【D800からの買い替え(各種ミラーレスを経て)】

①合焦の精確さによる”直接感” 
(ミラーレスになれると、DSLRはその意味で頼りないというか、
 ”間接的”な感覚を覚える)

②ファインダを覗きながらの顔認識によるフレーミングの自由度の高さ
(DSLRではチクチクフォーカスポイントを移動させるか、
 中心に置いたフォーカルポイントで合焦させた後にカメラを
 ふっていたけれど、それがとても煩わしく感じられるようになった)

③静音撮影により、ところ構わず連射できること
(”下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる”を地でいく素人ですが、それがまったく
 遠慮なく行えるのが快感!)

を肌で感じたのが大きかったです。
すべてが決まったときの圧倒的な画質はあるものの、フルフレームDSLR機
の重さが骨身に染みたというのもあります。

二度目の”清水寺の舞台から飛び降り”、今ではとても満足しています。
フルフレームならではの画質に、上記ミラーレスの利点が合わり鬼に金棒です。
ボディ内手ブレ補正もノイズ面でとても重宝しています。

ミラーレスを毛嫌いしていた人にこそオススメです。

【思ってたよりもずっと良い】

同じスペックのセンサーを使用しているだけあって、D850と同等の解像感です。
ミラーレスならではの機能(EVF・IBIS)や、高性能なレンズのおかげで静止物に対してはD850よりも歩留まり良いです。

手振れ補正は思っていたよりすごいです。105mm f/1.4のような長めのレンズでも気を使わず使えそうです。
(D850ではISO感度を犠牲に、SSを上げて手ブレに対処していました。)
AFの精度とエリアの広さも静止物メインの私にとっては素晴らしいです。
しかし動体補足性能と暗所での性能はイマイチみたいです・・・

ところどころでレフ機や他所様のミラーレスに比べて甘いところはありますが、
私の撮影用途ではD850から置き換えられそうな仕上がりのカメラなので、5点満点です。
信頼性確保など見えない面でもかなり健闘しているようなので、今後の展開に期待です。

【買ってよかった】

Zレンズの優秀さも含めて文句なし。他社のネガキャンされる方もここは文句は言えない感じですね。
子どもがよく動くので、ぶれないようにとるのに四苦八苦しています。
今はFレンズ資産も助けになります。

いままではAFばかり使っていましたが、Z7は拡大機能やピーキング機能でMFがおもしろいように扱えます。
新しい遊び方を覚えた感じで、買ってよかったポイントの一つです。
58mm Noct・・・手を出したくなってきました。

EVFで露出もわかりやすくなるし、ファインダー除きながら設定変更できるのも、やっぱり便利でした。
電子シャッター、サイレント撮影も幼稚園行事じは重宝します。

よくスペックで他社と比較されますが、まあそれも事実でしょう。
そのスペックの違いが、その人にどれだけ重要かでカメラを選択する根拠の1つにすればよい。

ただ、実際Z7を買って感じたことは、スペックには表れない部分、例えば見た目のかっこよさ(所有している満足感)、実際に触った時の質感、一瞬を撮り逃さない操作性(慣れ?)、シャッターを押したときの感触の良さ、撮っているときのウキウキ感、そいうったところがさすがニコンだなと随所に感じられました。

今後数年でZシリーズはさらに改良されてZ7を超えるZが出てくることでしょう。
それまで待つという選択肢もありましたが、子供の成長は待ってくれません。
結局、撮りたい被写体がある、ということが一番のモチベーションになり、写真を撮る喜びを感じられます。
今のところ買って後悔はありませんし、これからもどんどん撮っていきたいです。

 

Z7の悪い評価

【キャノンよりマシか?】

ソニーよりかなり後発なのに勝ってるのは値段位か(笑)
EVFは良い線いっているけれど。
キヤノンのミラーレスもソニーにボロ負けだし・・・
でも、キヤノンよりはボディ内手振れ補正とかある分でニコンの勝ちか?
どちらにしても、まだまだ未熟なカメラかな。
お勧めしませんね。

 

 

Z7の主なスペック

 

発売日 2013年9月28日
タイプ ミラーレス
センサーサイズ フルサイズ
画素数 4575万画素
高感度 ISO64~25600(拡張:ISO102400
連写速度 5.5コマ/秒
シャッタースピード 1/8000~30 秒
AF測距点 493点
液晶モニター 3.2インチ・210万ドット
ファインダー倍率 0.8倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 330枚(モニター時:400枚)
記録メディア XQDカード
Wi-Fi
Bluetooth
NFC ×
本体サイズ 134(幅)x100.5(高さ)x67.5(奥行) mm
重量 585g
実売価格 327,000円前後(ボディのみ)

 

 

 

Z7の対抗機種

 

 SONYの高画素機シリーズ「α7 R」の最新モデル。 画素数自体は前モデルと変化がありませんが、高画素機の欠点をことごとく解消し、ミラーレスの中では最強のカメラと呼んでいいほどパワーアップしました! 初心者におすすめのカメラと言えば良くエントリーモデルがすすめられますが、初めからこのカメラを買っておけば買い替える必要もありませんし、写真の腕をカメラがカバーしてくれるため「α7R III」こそ初心者にオススメなカメラですね!  α7R IIIの特長※画像引用元:Sony(https://www.sony.jp/ichigan/...

 

 

まとめ

 

こんな方におすすめ

  • 画質のいいカメラが欲しい
  • フルサイズ一眼レフの大きさに疲れた方
  • Zマウントレンズを使いたい方

 

史上最強の一眼レフ「D850」のミラーレス版が、Z7と言ってもいいですね。

小型軽量化された上に、新開発のエンジンやZマウントを採用。

さらにはボディ内5軸手ブレ補正まで付いて、まさにスキのないハイスペックなミラーレスとなっています。

 

しかしながら、初号機ということもあって残念な部分もなります。

SDカードは上位機種では異例のシングルスロットで、値段のたかいXQDカードしか使うことができません。

 

プロ仕様ということを考えれば、XQDカードしか使えないのはまだ分かりますが、できればXQDカードを2枚差せるダブルスロットの方が良かったんじゃないかと。

私のようなアマチュアならシングルでも問題ありませんが、プロの方はSDカードのデータが消えた!なんてことがあると血の気が引くのではないでしょうか…。

 

あとはミラーレスなので、一眼レフに比べてバッテリー持ちが悪いこと。

ハイスペックさを考えればかなり健闘していますが、ライバルであるSONYに比べると劣ります。

 

 

多少の欠点もありますが、フルサイズミラーレスとしての完成度は高い!

Nikon派の人にとってはかなり気になるカメラですね。

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