写真に魅力的な深みを与える一眼カメラの単焦点レンズ「Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZA」
このレンズは、その明るさと描写力、そして優れたボケ味により、写真のクオリティをさらに上げてくれること間違いなし。
Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZAの特長
ZeissのT*コーティングが施されており、フレアやゴーストを抑え、高い解像度とコントラストのある写真を撮影することができます。
レンズは、小型・軽量でありながら、高品質な素材を使用し、防塵・防滴性能にも優れているため、アウトドアでの撮影や旅行などで持ち運びも楽ですね!
Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZAのレンズ性能
レンズ構成は、7群5枚であり、非球面レンズを採用することで、歪曲や色収差を抑え、高い解像度とコントラストを実現!
また、レンズ全体にZeissのT*コーティングが施されており、光の反射を抑えクリアな写真を撮影することができます。
レンズ本体の重量は、120gと非常に軽量であり、カメラに装着しても負担が少なく、手持ちでの撮影でも手ぶれのリスクが少なくなりますし、レンズ周辺には防塵・防滴ゴムパッキンが施されており、厳しい撮影環境下でも安心して使用することができます。
レンズデザイン
また、レンズ周辺には防塵・防滴ゴムパッキンが施されており、悪天候や厳しい撮影環境下でも安心して使用することができます。
操作性の良さ
操作性は非常にスムーズであり、レンズの持ちやすさも良好です。
また、フォーカスリングの操作感も非常に滑らかであり、細かな調整も可能。
レンズには、フォーカスホールドボタンが搭載されており、手動フォーカス中に押し込むことでフォーカスを固定することができます。
オートフォーカス性能
リニアモーター、インターナルフォーカシングを採用しており、フォーカスの精度は非常に高く、手動フォーカスでも簡単に正確なフォーカスを設定することができます。
高速・高精度・静粛性に優れるリニアモーターですので、静止画だけでなく動画撮影も問題なく行けますね!
クリアなボケ感
広角&F/2.8の組み合わせですので、大きいボケ感は期待できません。
その代わりに柔らかく、非常に自然なグラデーションでボケていきますので、作品のクオリティを上げてくれるのは間違いありませんね!
F/2.8の明るさと描写力
レンズ全体には高品質なガラス素材が使用されており、高い描写力を発揮します。特に、周辺部まで鮮明に描写することができるため、パース感のある写真を撮影することができます。
Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZAのレビュー
※レビューは価格.comより引用しています。
Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZAの良い評価
開放値2.8というのがひっかかる人は多いのではないでしょうか?
動画撮影であればむしろ程よく背景が映り、上半身ならぴったりです。
ツァイスの描写も伴って立体感がとても良く表現されていると思います。
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できればシグマのようなF2が欲しい所です。そうすれば満点レンズですね。
空気感を写し撮るレンズ
α7R発売時に一緒に購入しました。
様々なシーンで試してみたところ、色乗りがよくボケが柔らかく美しいです。
絞り開放の描写は癖になるほど味わいのある画像でした。
カメラの性能を十分に発揮できる、また機動力のあるレンズだと思います。
最近は光学性能を追求したレンズが多くなっていますが、こういう味のあるレンズは基調でもあり手放せませんね。
解像性能が高くコンパクトな広角レンズ
撮り始めて直ぐに感じたのが、Zeissらしさを感じさせる高いコントラストです。作例の撮影時は真夏だったため、コントラストの高いハッキリとした描写が際立っています。
開放値はF2.8と明るくない広角レンズなので、ボケの大きな写真を撮るには不得意なレンズですが、ヌケの良い描写力のお陰でピントの合った部分が浮き立つような印象があります。
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コンパクトなボディはスナップ撮影など軽快に撮影したい時にも便利なので、サブのレンズとして常に携帯してみてもいいと思います。
レンズ内の手ぶれ補正機能がないため、発売当初はウィークポイントとして扱われることがありました。ですが、現在のαシリーズのカメラボディは手ぶれ補正機能を搭載している機種が多いので、それが弱点ではなくなりました。逆に、その分だけ小型・軽量のため再評価されたと思います。
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初代α7/α7Rと同時に発売された単焦点レンズ。平凡な開放F値に不満は残りますが、無理のないスペックだけに解像性能が高く、常用レンズとして買う価値はあると思います。
Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZAの悪い評価
ブランドロゴと軽量以外の取り柄があまりない
5年ほど前に購入し、ちょくちょく使用してきました。
カメラ本体はS初代、R2、R4を使用しています。
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本レンズには、カールツアイスらしいコントラストの高さやコクのある色味が特徴としてあります。 また、Eマウントレンズとしては実用的なレンズとして最軽量クラスとなります(Samyangの24ミリ、35ミリの方が軽いです)。 付属にフジツボ型のフードが付属しますが、形状など洗練されておらず、ハクバの49ミリレンズを取り付けて使用しています。 5群構成となっており、ツアイスコーティングを用いているのでさすがに逆光耐性は高いです。
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レンズデザインとしては初代ボディーにマッチし、軽量セットとして持ち運びを重視し、コンデジ的な使い方が良いと思います。 初代ボディーは400グラム台なので、130グラムの本品と合わせて600グラム以下の構成とすることができます。 レンズの色味も初代の画像処理とマッチし、撮って出しでなかなかいい色合いを出してくれます。
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現在、タムロンやSamyangが同カテゴリの軽量単焦点を出していますが、低価格なそれらと比べても特筆すべきメリットがなく、ただ高い価格だけが目立ちます。 テーブルフォトを載せましたが、なかなか寄ることができず、35ミリの画角も相まって、色々トライしても平凡な写真になりがちです。
持ち運び重視の標準単焦点として昔は唯一無二の選択肢でしたが、今はもっと合理的な選択肢があり、初代との組み合わせやブランドを重視する人以外になかなかお勧めすることが難しい一本かもしれません。
Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZAの公式作例
※画像引用元:ソニー
Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZAのスペック
発売日 | 2013年11月15日 |
対応マウント | SONY Eマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 5群7枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 35mm |
最短撮影距離 | 0.22m |
最大撮影倍率 | 0.12倍 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 63° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 49mm |
本体サイズ | 61.5x36.5 mm |
重量 | 120g |
実売価格 | 75,000円前後 |
まとめ
Sonnar T* FE 35mm F2.8 ZAは、優れた画質とコンパクトさを兼ね備えたレンズ。
発売は2013年と古いレンズになりましたが、今なお人気のレンズの1つですね。
2023年現在の新品価格は、半導体不足や円安の影響で、発売当時よりも高くなってしまっています…。
中古に抵抗が無ければ、30,000円~40,000円前後で入手できますので、このレンズが気になる方は状態の良い中古品を探してみて下さい!
スナップ、動画撮影などに。