フルサイズ エントリーモデル 2000万画素~ ミラーレス

【SONY α7 III ILCE-7M3】究極進化したフルサイズのエントリーミラーレス、その特徴とレビュー!

梅野

カメラやレンズのスペック、レビューをまとめたブログです。 更に、カメラ初心者の方向けに基礎知識なども書いていきます! どうぞよろしくお願いいたします。

 

2018年3月。満を持して登場したα7の3代目「SONY α7 III ILCE-7M3」

フルサイズのベーシックモデルに位置付けられた機種ですが、今回は大幅に進化!

 

ほんとにベーシックモデルなの?

と、言わんばかりのパワーアップで、高いレベルでまとまったバランス機になりました。

フルサイズのミラーレスを使ってみたい方には、α7 IIIを選ぶ理由はないレベルです!

 

 

α7 IIIの特長


※画像引用元:Sony(https://www.sony.jp/ichigan/

 

αⅢの3つの特長

・ベーシックモデルとは思えない画質
・α9譲りの693点オートフォーカス
・欠点であったバッテリー持ちの悪さを改善

 

 

ベーシックモデルとは思えない画質


※画像引用元:Sony(https://www.sony.jp/ichigan/

 

3代目となったフルサイズミラーレス「α7 III」

画素数こそ変化はありませんが、センサーが改良され、画像処理エンジンも新型BIONZ Xが採用されました。

解像度の向上と共に、高感度もISO51200(拡張)にアップ!

 

画質は前モデルのα7 IIと比べると、約1.5段分良くなりダイナミックレンジも拡大したので、細やかな描写力が上がりました。

元々とても良い「色」を表現してくれるカメラでしたが、人物の肌や花の色彩の表現力に磨きがかかり、より美しい写真を撮影できるようになりました!

 

 

α9譲りの693点オートフォーカス


※画像引用元:Sony(https://www.sony.jp/ichigan/

 

SONYの動体撮影のモンスターカメラ「α9」のオートフォーカスを、そのまま搭載すると言う暴挙(褒め言葉)

ベーシックモデルなのに、「693点像面位相差検出AFセンサー」「425点コントラスト検出AF」を搭載!

 

さらにこの2つのオートフォーカスを併用する「ファストハイブリッドAFシステム」が進化し、従来の2倍高速な処理を実現。

動体予測アルゴリズムも改良され、オートフォーカスの追従性がこちらも2倍パワーアップしました。

 

えっ? 動体撮影機なの?

ってくらいオートフォーカスの進化が著しく、SONYのミラーレス買うならα7 III買っておけば困ることは無いですね。

 

 

欠点であったバッテリー持ちの悪さを改善


※画像引用元:Sony(https://www.sony.jp/ichigan/

 

ミラーレスの欠点と言えば、それはバッテリー持ちの悪さです。

大抵の機種がバッテリー満タン状態から300~400枚しか撮影できず、ガッツリと撮影したいなら予備バッテリーか充電出来るようにしておかなければいけません。

 

しかしα7 IIIではこの問題を解決!

従来の約2.2倍の大容量バッテリーを開発!

 

撮影可能枚数は710枚にまで増加し、一眼レフ並となりました。

これだけ撮影出来るなら、旅行とかでない限りは予備バッテリーを持ち歩く必要がなくなりますね!

 

 

α7 IIIのレビューやインプレ

 

※レビューは価格.comより引用しています。

 

α7 IIIの良い評価

【不可能が可能に】 おそらく風景を撮るだけなら6D2でもα7iiiでもあまり差はないかもしれません。しかし薄暗い室内で動き回る子供をローアングルから撮るような使い方をするのであれば、80Dのフルサイズ版のような6D2ではおそらく無理です。(バリアングル液晶がない5D4でさえも) そして2018年3月、待ちに待ったα7iiiが登場。α7Riiiの399点を超える693点位相差AF。α9の25点を超える425点コントラストAFが6D2とほぼ同じ価格。 Canonに固執しない限り6D2を選ぶ理由はありませんでした。 なぜCanonのイメージセンサーはSonyの周回遅れだと言われるのか。理由の一つはCanon製品ラインナップの序列を重視した「技術の出し惜しみ」にあるのではないかと個人的には感じています。 例えば「6D2は5D4より格下なので、性能は低くなければならない。」そのように悠長なことをやっていてはSonyとの差は開くばかりではないでしょうか。Sonyはおそらく数ヶ月前に出来てなかった技術が出来れば、その時点で出す最新機種に載せてくる。だから進歩も早い。 CanonもSonyも技術者の優秀さは変わらないでしょう。ただ人間とは目の前のハードルを常に高めれば進歩するのは当然のといえます。

【とても素晴らしいスタンダード。他社には出来ない】 撮影方法が変わるくらいのインパクトがある瞳AFです。 また、右端の露出補正ダイヤルは、Av,Svともオートの時に、液晶ファインダーを覗きながら、適正露出になるように露出補正が出来るようになっており、撮影する映像の形でセンサーを通してくる映像なので、補正した後の明るさが良く解っていい。 リアルにプリズム越しのファインダーだと、こうはいかない。 オートを利用して手早く撮るように良く出来ています。 そういうファインダーなので、汎用ストロボを使ったスタジオ撮影や夜景を撮るには、ファインダー映像を「設定効果反映」のオンオフが必要になり、設定がちょっと面倒かなぁ。 CP+2018で瞳AFが評判なα9の性能そのままにα7Ⅲが出るというので、様子を見て予約したら、結構バカ売れで、なかなか手に入りませんでした。 FE24-105mmF4との相性は、サイコーで、人物撮影のために買ったのですが、もう便利すぎて、キヤノニコそっちのけで、コレを使っています。 運動会でも瞳AFは、力を発揮しており、静音撮影で連写したら、ジャスピンで撮れる撮れるで困ってしまうのでした。 も、子供を持つ、パパママのための高価なカメラです。 5年は、損しないと思います。

【進化がはっきり分かる1台】 α7IIでも満足してたので、つい先日までは買い替えを様子見でしたが、やっぱり買い替えてしまいました。 α7IIで感じていた撮影後の書き込み時間で待たされることがありましたが、本機では全然気になりません。 ISOを上げても全然いけます。、出る言葉は「すごい!」ばかりです。 サイレントシャッターも静かな場所では重宝しました。 シャッターを押した感覚がα7IIより良くなりました。感覚的なものなので人それぞれ感じ方は違うと思いますが、引き締まった感じになりました。 ファインダーで覗いた時の像面が広くなりました。 良い面ばかり書いてますが当然悪い面も見えてきます。 本体の厚みが若干厚くなりましたが、ここはマイナスポイントだと思います。 世代が変わるごとに厚くなってます。これ以上の増厚はやめて欲しいです。 ある程度設定も終わり、テスト撮影しようと電源を入れてF値をダイヤルで切り替えてた時、F値の数字がスライドするエフェクトが出なくなってたので無くなったのかな?と不便に思ってたら、数時間後?いつの間にかそのエフェクトが出てました。 最初出てなかったのがなんだったのかわかりませんが、今は出るようになったので「???」です。 電源を入れても撮影可能までに1テンポ、2テンポ待たされるのは改善してほしいです。 USB端子のフタ。これは使い勝手が悪いです。パカッと開く開閉式にして欲しかったです。 α7IIからα7IIIへ買い替えを検討されてる方も多いと思います。 私は買い替えて良かったと思います。

 

 

α7 IIIの悪い評価

【用途をしっかりと考える必要あり】 とにかくホールドが悪すぎる。 16-35 F4も合わせて購入しましたが そこまで重くないレンズでもかなり重さを感じる。 AF Onのボタン位置が悪いのもあって 手首に物凄く負担がかかる。カスタムボタン云々の問題でもなく、あまり道具としてボタン配置が考えられていません。 100-400でスポーツ撮りをしたかったのですが、とても無理です。腱鞘炎になります。 一脚必須になり、逆に荷物が増えボディがコンパクトな意味がなくなる。 あとはプレビュー画面にしたときに1秒くらいの表示タイムラグがあり、これが意外にイライラします。確認しながらの撮影にリズムが出ません。 液晶パネルの操作感はかなり独特のフィーリングで使いにくい。 タッチフォーカスもできないし、メニューもタッチで選べない。今時遅れすぎている。 他にも細かい点はいろいろありますが、受け入れられないので売却となりました。 【万能機だけど手に馴染まない】 性能を軸に見た「コスパ」はトップクラスで、実際の所ほとんどのシーンで万能機なんですが、 そうと分かっていても個人的にはイマイチ愛着が持てません。 ボディを複数台持ち歩くタイプなので、少しでも軽いのは確かに助かります。 ただ、ホールドやそれに伴うボタン配置、ダイヤル位置・感触、レスポンス、メニュー構成など その辺りの人間工学的な使いやすさが『あぁまた直らなかったか…』とそろそろ諦めモードに入ってしまい、 手に取った瞬間も特にテンションは上がりませんでした。 (9や7RM3に比べて安っぽいというのもあるでしょうが。充電器も付かないし。) 一通り揃えているのでシステムとして活用はしますが、フィールド用にニコンを買い戻そうか検討中です。 肩肘張らないスナップ用にはいいんですけどね。

 

 

α7 IIIの主なスペック

 

発売日 2018年3月25日
タイプ ミラーレス
センサーサイズ フルサイズ
画素数 2420万画素
高感度 ISO100~51200
連写速度 10コマ/秒
シャッタースピード 1/8000~30 秒
AF測距点 693点・425点
液晶モニター 3.0インチ・92.16万ドット
ファインダー倍率 0.78倍
ファインダー視野率 100%
撮影可能枚数 7100枚
記録メディア SDHCカード
SDカード
メモリースティックPRO Duo
SDXCカード
Wi-Fi
Bluetooth
NFC
本体サイズ 1426.9(幅)x95.6(高さ)x73.7(奥行) mm
重量 565g
実売価格 220,000円前後(ボディのみ)

 

 

まとめ

 

こんな方におすすめ

  • なんでも出来るカメラが欲しい
  • オートフォーカスの性能が良いカメラが欲しい

 

「ベーシックの意味分かってんの?」って言いたくなるくらい進化を果たしたα7 III。

α7 Ⅲのすごい所をちょっと書き出して見ましょう。

 

α7IIIの凄いところ

・2420万画素フルサイズ
・693点像面位相差検出AFセンサー
・425点コントラスト検出AF
・AFの処理速度・追従性は2倍に!
・連写速度10コマ/秒
・シャッタースピード1/8000秒
・約5段分のボディ内5軸手ぶれ補正
・コンパクトで軽いカメラ本体

 

う~ん、どう見てもハイエンドモデルのカメラですよね(笑)

超絶に進化したベーシックモデル「α7 Ⅲ」ですが、やはり性能が上がりすぎたせいか、お値段もこれまでよりも高くなってしまい、ボディ単体で220,000円前後となっています。

 

α7・α7IIがレンズキットで100,000円代で収まっていたことを考えると、結構な値上がり…。

性能はもう少し控えめで、ベーシックモデルらしい価格でも良かったんじゃないかと思ってしまいますが、そんな方にはα7IIを買ってね!

と言わんばかりに、α7IIもまだ現役でラインナップされています。

 

より高性能なカメラを手にしたい方はα7III。

お手頃価格でフルサイズのミラーレスが欲しい方は、α7IIをチョイスすればいいわけですね!

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