Nikon DXフォーマット。
APS-Cセンサーを搭載したカメラ用の、望遠ズームレンズです。
DXフォーマットですので、望遠ズームとしてはコンパクトな方で、重量も415gとかなり軽量!
新型であるAF-Pレンズなので、ステッピングモーターを搭載しており、オートフォーカスは早くて静か。
4.0段分の手ブレ補正もあり、使い勝手がとても良い望遠レンズですね!
AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRの特長
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR 3つの特長
- 小型の超望遠レンズ
- ステッピングモーターを採用したAF-Pレンズ
- 手ブレ補正が約4.0段分あり安心
小型の超望遠レンズ
焦点距離70-300mmをカバーする望遠ズームレンズとしてはコンパクトな方で、最大径72mm×全長120mm。
重さは415gと軽量化されています。
望遠レンズって大きくて重いので、持って回るのは結構大変…。
ですがAF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRくらいコンパクトであれば、これまでよりは気楽に持っていけるレンズとなっています!
300mmまで対応していますので、35mm換算で約450mmの超望遠レンズとなり、圧縮効果や野鳥を撮ったりと望遠撮影を楽しめますね。
ステッピングモーターを採用したAF-Pレンズ
レンズの名前にAF-Pと書かれているのは新型のレンズで、STM(ステッピングモーター)が搭載されています。
STMの恩恵で、これまで以上にオートフォーカスの動作がはやくなり、同時に静音化も果たしました!
音が気になる場所や、動物の撮影もしやすくなりましたし、動画を撮るときにオートフォーカスの動作音が入り込みにくくなり、使えるシチュエーションの幅が広がりましたね!
手ブレ補正が約4.0段分あり安心
望遠レンズになるほど、手ブレは起こりやすくなります。
特に300mmで撮影するときは、少し薄暗くなってくるとちょっと動いてしまうだけで盛大に手ブレしてしまい、失敗写真を量産してしまうでしょう。
かと言って三脚を持ちまわるのは荷物になって邪魔な時もありますよね。
でも大丈夫です!
AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRには、4.0段分の手ブレ補正が搭載されています。
最新型のミラーレスに搭載されているボディ内手ブレ補正に比べれば、すこし補正効果は劣っていますが無いよりは遥かにマシ!
夜になってもISO感度を上げれば、手持ちで300mm撮影も行けます!
AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRのレビューやインプレ
※レビューは価格.comより引用しています。
AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRの良い評価
【チープな外見からは想像も出来ない描写】
キットレンズをお借りして描写が良かったので渋る友人から無理やり購入しました。
タムロンA005使用でしたが重さや外見から期待してなかったのですが、ちょっとビックリしました。
A005は売却決定。
APS-Cボディ所持で100mm前後までの便利ズームしかない小さい子供持ちの方は子供の運動会や外でのイベントには最高のレンズです。
絞り開放でもそこそこ写りますので少し明るめの室内イベントでもなんとかイケるとおもいますよ。
この描写のままプラス10000でAF-P DX100-400F4.5-6.3なんて出してくれたらすぐ飛びつきます。(笑)
とりあえず望遠が欲しい方は迷う事なく購入オススメします。
【コストパフォーマンス重視ならお勧めです】
本レンズのレビューを見ていますと、「写りが良い」「AFが速い」という評価だけが独り歩きしてしまい、
ベテランの方から「期待したほどでもないかな…」という旨のレビューが時々上がっているという印象を受けます。
しかし、キットばらし新同品が1万円台のこのレンズに、上位レンズ並みの機能性能を期待するのは無理があると思います。
上位レンズを食ってしまうようなバケモノではないものの、価格と性能のバランスを考えると、
コストパフォーマンスは非常に高いと断言できます(特に画質)。
やや棘のある言い方になってしまいましたが、動き物をあまり撮らず価格重視でニコンAPS-C望遠レンズを選ぶなら、このレンズを強くお勧めします。
【最初に購入する望遠レンズとしては最高】
NIKON D7200を所有しています。
汎用レンズの18-140、超広角の10-20と買ったので、次は望遠を強化しようということで、この70-300を購入いたしました。
この機種のセールスポイントとしては軽い、安いということでしょうか。それでいて映りも悪くない。
一眼レフを所有していて高額な予算はないけれど、やっぱり望遠は1本欲しいなあという方は、とりあえずこれを買っておけば大丈夫というレンズかなと思います。
300㎜なのに軽量というのが、このレンズ最大の売りだと思うので、やはり携帯性はかなり高いと思います。レンズを何本か持ち歩くことを考えると、この軽さは大きなメリットだと思います。
AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRの悪い評価
【コンパクトさ重視なら良いレンズ。ただ、制限も多いレンズ】
カスタマイズ不要でシンプルな操作や携帯性を重視したい人には安価でとても良い選択肢になりうるレンズかと思いますが、操作性や描写などこだわって撮影したい人には制限が多く使いづらいと感じるレンズかもしれません。
操作性を重視するならフルサイズ用のAF-P70-300が向いているかと思いますし、新型のタムロン70-300(A030)なども選択肢に入れたほうが良さそうです。
もちろんより高性能を必要とするなら70-200のF4やF2.8、あるいは80-400、社外100-400なども候補に入ると思いますが、価格、重量、焦点距離、F値など使用範囲の想定において、あとはどこで落としどころをつけるかだと思います。
【巷の評判ほどでは無い。AFもそこまで合わない。】
オートフォーカスが思ったより合わない。
陸上競技の100m走、ハードル、長距離走を晴れの日に丸一日(約1000カット)撮ってみた。
100m走はスタートから約20m地点のコース横から撮影、D750のAF-Cモード、AFエリアはオートを含む全てのモードで検証したが、連写でピンボケカットが多発。
ジャスピンの確率は低い。
例えば、クラウチングスタートで「ヨーイ!」で撮って、スタートを切った次のカットでは、(AF-Cで)もうピントが合っていない。
同じシチュエーションでVR70-200F4ならばジャスピンで撮れる。(検証済み)
つまり、AFはそこそこ速いという程度で、そこまで“爆速”という訳ではない。
巷の評判は明らかに過大評価。
月刊カメ○マンの亀ライターや、それらを鵜呑みにした素人ユーザーレビュー(購入して浮き足だっているユーザーのマンセーレビュー)はアテにしてはいけない。
また、何でもないようなシチュエーション(コントラストの低めの被写体、家の外壁や煉瓦などの繰り返しパターンなどの被写体)では、ピントがいきなり合わなかったりもする。
曇り空など条件の悪いシチュエーションでは、グズグスの描写になるのは安レンズならでは。
AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRの主なスペック
発売日 | 2016年9月16日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | × |
レンズ構成 | 10群14枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 70-300mm |
最短撮影距離 | 1.1m |
最大撮影倍率 | 0.22 倍 |
開放F値 | F4.5-6.3 |
画角 | 22.5~5.2° |
手ブレ補正 | 〇(4.0段分) |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 58mm |
本体サイズ | 72x125 mm |
重量 | 415g |
実売価格 | 40,000円前後 |
AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRの作例
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
まとめ
こんな方におすすめ
- はじめての望遠ズームレンズとして
- 運動会などのイベント用に
- 動物やスポーツシーンを撮影したいかたに
AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VRは、お値段が最安値で39,900円(2019年8月)とかなりお安いレンズ。
一眼レフを始めたばかりと言う方でも、購入しやすい価格帯ではないでしょうか?
高価なレンズと比べれば、画質はたしかに劣りますが、機能面で言えばとてもコストパフォーマンスの高いレンズ!
望遠の入門用としてピッタリなレンズですね!