ズーム全域F/2.8通しの望遠ズームレンズ。
Nikonの大三元レンズの望遠を担うレンズです。
2016年にリニューアルされたばかりで、手ブレ補正が4.0段分にパワーアップ!
光学性能も向上しながら、重量は110gほど軽量化されました。
また今回からこれまでのGタイプではなく、新世代のEタイプレンズとなりましたので一部の古いカメラでは動作しませんのでご注意下さい。
使用不可なカメラ | D2シリーズ、D1シリーズ、D200、D100、D90、D80、D70S、D70、D60、D50、D40シリーズ、D3000、フィルム一眼レフカメラ |
ファームウェアアップデートで対応するカメラ | ・D4:A:Ver.1.05 / B:Ver.1.03 ・D3X:A:Ver.1.01 / B:Ver.1.02 ・D3S:A:Ver.1.02 / B:Ver.1.02 ・D3:A:Ver.2.03 / B:Ver.2.03 ・D800/D800E:A:Ver.1.01 / B:Ver.1.02 ・D700:A:Ver.1.04 / B:Ver.1.03 ・D600:C:Ver.1.01 ・D300S:A:Ver.1.02 / B:Ver.1.02 ・D300:A:Ver.1.11 / B:Ver.1.11 ・D7000:A:Ver.1.03 / B:Ver.1.04 |
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRの特長
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR 3つの特長
- 最新設計の光学性能
- 手ブレ補正の強化であんしん
- 防塵防滴が進化しどんなフィールドでも活躍
最新設計の光学性能
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
2016年にモデルチェンジしたばかりで、大三元の名前に恥じない光学性能を持っています。
蛍石レンズ、高屈折率(HRI)レンズ、6枚のEDレンズを贅沢に使用し、圧倒的な収差補正と解像度を持ったレンズ。
もちろんナノクリスタルコートを採用していますので、逆光耐性も高いです!
大口径でズーム全域F/2.8ですので、大きなボケを楽しむこともできますね。
手ブレ補正の強化であんしん
望遠になるほど僅かな手ブレも、写真に影響してしまいます。
ですので、手ブレ補正の機能は欲しい!
これまでにも手ブレ補正は搭載されていましたが、AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRでは手ブレ補正が強化!
最大で4.0段分の補正効果になり、素早く動く被写体に対応する「SPORTモード」も搭載されました。
プロ仕様のレンズとして相応しいスペックですね!
防塵防滴が進化しどんなフィールドでも活躍
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
大三元レンズは高額ですので、出来れば大事に使いたい。
でも撮るシーンによっては、そんなことを言っていられない場合もあります。
滝つぼから雨のように飛んでくる水や、モトクロスなどで巻き上げられる砂。
屋外で撮影するなら水や砂が飛んでくるのは、覚悟しなくてはいけません。
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRは可動部やボタン部など、効果的にシーリングを施し出来る限り水や砂の侵入を防いでくれます。
レンズ本体はマグネシウム合金を採用しており、軽さと堅牢さを兼ね備え、過酷な使用にも耐える耐久性があります!
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRのレビューやインプレ
※レビューは価格.comより引用しています。
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRの良い評価
【これ以上は無いと思えるレンズ】
発売当初に購入し、様々なカメラで使用してきましたが、使い勝手は抜群です。重さを除けば欠点はほぼなく、しっかりとした撮影の際には必ず持っておきたいレンズですね。コスパはサードパーティの方が高いと思いますが、一度しか撮影できない現場などでは純正を使う安心感は大きいです。高い買い物でしたが非常に満足しております。
【キレのある描写、確かな手ごたえ】
プロ、アマチュア関係ないとは思いますが、機材はあくまでも道具であり、
結局のところ使用者の腕や状況に大きく左右されます。いずれにせよ、このレンズは撮れない絵はないと言える完成度です。
いい写真とは何でしょうか。。。その人の感性によって捉え方が変わるものです。
iPhoneで撮った写真でも、プロがポートレートモードを使えばなかなか素晴らしい写真が撮れます。
仮に子供のポートレートを撮るとして、プロがいくら機材を最強にしたとしても、母親が撮った子供の笑顔には一生敵わないでしょう。
技術の進歩とともにいつか一眼レフのような写真が撮れる携帯電話が市場に出るかもしれません。
全てのNikonユーザーに今一度、写真とは何かを考える機会を与えてくれるレンズです。
【さすがの満足感です】満足度は使えば使うほど高まっています。(前回満点評価をしましたので、これ以上上げられないですが)
厳密に比べると描写力は単焦点レンズには見劣りする部分もありますが、AFの精度・速度、使い勝手の良い焦点距離、手持ちで問題ない取り回し、等々、このレンズを選ぶ理由はいくつもあります。
但し、AF-S Teleconverter TC-20E IIIとの組み合わせはあまりお勧めできません。描写が期待よりも甘くなります。トリミングをほとんどせずに雰囲気を楽しむなら問題ないかもしれませんが、拡大したり隅々まで見ると粗が目立ってしまいます。(素直に必要な焦点距離のレンズを購入したほうがよさそうです)
1.4倍は使ったことがないのでわかりませんが、このレンズ単体での使用であれば間違いなくお勧めです。
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRの悪い評価
【口径のせいでしょうか…】
前のF2.8Gは好きになれず購入しなかったのですが、今回は改良がなされたとの噂を聞いて買いました。
ある程度絞ると良いのですが、口径が77mmのせいでしょうか、開放に近いと解像度が何となく落ちます。
それから、ズームが奥になって、とにかく戸惑います。個人的には、感動しなかった1本です。
【ふつうに良いけど…】
このクラスとしてはごく普通。
で、他社と比較して最短距離1m切りして欲しかった。。。わずか10cmちょっと何だけどね。
この程度でテレマクロってw
あと価格。。。
タムロンは10万円、シグマも10万円で売っているのです...
と言う馬鹿なことは言わないけどw
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRの主なスペック
発売日 | 2016年11月11日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 18群22枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 70-200mm |
最短撮影距離 | 1.1m |
最大撮影倍率 | 0.21 倍 |
開放F値 | F/2.8 |
画角 | 34.2~12.2° |
手ブレ補正 | 〇 |
防塵 | 〇 |
防滴 | 〇 |
フィルター径 | 77mm |
本体サイズ | 88.5x202.5mm |
重量 | 1430g |
実売価格 | 240,000円前後 |
AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRの作例
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
まとめ
こんな方におすすめ
- スポーツシーンなどを良く撮る
- 手ブレ補正が強い望遠レンズがほしい
- 離れた場所からこどもの自然な表情を撮りたい
さすが大三元レンズと言えるスペックで、AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VRを購入された方の満足度はとても高いですね!
鳥などを撮るには望遠が足りないこともありますので、超望遠レンズを選んだ方が良いですが、望遠ズームとしては最高のレンズ。
定価332,500円と高級なレンズでしたが、いまは240,000円前後と値段が落ち着いてきて購入しやすくはなっています。
それでも高いんですけどね(笑)