2013年発売で、初期のEマウントを支えた標準ズームレンズ。
パワーズームを搭載し、レンズが非常にコンパクトに出来ているため、SONYの小型さを優先したミラーレスと、相性抜群ですね!
画質は流石に最新レンズに劣りますが、その携帯性から旅行用やお散歩用、スナップ撮影などで今も活躍しているレンズです。
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650の特長
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650 3つの特長
- 24-75mmをカバーするリーズナブルな標準ズームレンズ
- 超コンパクトで軽量なレンズ
- 手ブレ補正とパワーズームで動画撮影も快適
24-75mmをカバーするリーズナブルな標準ズームレンズ
※画像引用元:ソニー
非球面レンズを4枚、EDレンズを1枚使用しており、コンパクトなレンズですが、極力画質を犠牲にしないようにしています。
中央部の解像力は結構高く、画面周辺部は解像度とコントラスト共にガクッと下がります。
超コンパクトで軽量なレンズ
※画像引用元:ソニー
手ブレ補正とパワーズームで動画撮影も快適
※画像引用元:ソニー
旧型のレンズなので、パワーズームのズームをするスピードはゆったりなのと、速度は一定。最新のレンズの様に、ズームのスピードを変えることは出来ませんので注意が必要です
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650のレビューやインプレ
※レビューは価格.comより引用しています。
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650の良い評価
お出かけレンズとして申し分ないでしょう。描写能力についてネガな意見も聞かれますが、
車に例えれば、コンパクトファミリーカーにRRやALPINAの性能や質を求めるようなもの。
一呼吸置いて冷静に考えればとても優れたレンズかと思います。
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荷物が多い旅行、特に子供を連れての旅行では大変重宝します。写真はJPEG撮って出しです。
露出補正や後の修正一切なしです。私にはこれだけ写れば文句なしです。大満足な一本です。
良い評価
今回、評価の高いSIGMAの19mm F2.8単レンズとの比較をしてみた。
当レンズ(SONY)はSIGMAと同画角の19mmに設定して室内でISO800、α6100を三脚に固定し各絞値で新聞紙を撮影した。
中心部、右端上部、左端下部をトリミングで切り出し解像度を確かめてみたが相互のレンズに明確な差は認められなかった。
キットレンズという位置づけ、また他者の評価などの先入観を排除して評価すると思いのほか良いレンズという印象を持った。
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軽くて小さくて持ち運びが苦にならない。ボディに装着してもバランスが良い。動画撮影には軽量コンパクトさが活きてくる。
新規導入のα6100キットレンズでテストした。前回レビューでは画質を☆3個で評価したが今回は☆4個に変更した。動画のほか静止画でも使える画質を備えていると思う。
良い評価
デジタルズームなので慣れるまでは違和感があるかもしれませんが、慣れれば問題は無いです。
ただ、マニュアルモードではピント合わせもリングで可能なのですが、ピントをデジタル制御で合わせるのは難しいです。
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このコンパクトさで、ズーム倍率。2倍のデジタルズームも併用していれば、ほとんどの事に対応可能です。
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NEX5-Rのキットレンズですが、コンパクトで使いやすいです。
構造的にはかなり無理をしているのでしょうが、デジタル補正ありきと言う
事を許容できれば、旅行など荷物を減らしたいときはこれ一本でOKです。
自転車で遠出をする時には、今でも現役で活躍しています。
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650の悪い評価
悪い評価
パワーズームの利点は動画撮影で最も活きてくるものと思われますが、静止画撮影ではあまり恩恵を感じられません。むしろ不要です。
コントロールリングは1つですが、マニュアルフォーカス時はフォーカス合わせにも利用できるので操作感はまずまずといったところです。
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キットレンズにとやかく言うのはナンセンスかもしれませんが、端部がお粗末です。
キットレンズにケチを付けるのは良くないと思うのですが、個人的には、「キットレンズだからこそ頑張って欲しい」と思います。初心者などは基本的にキットレンズを主に使うことになると思うからです。
初心者がこのレンズで撮った写真の解像感を見てしまえば、「レンズの性能が悪い」というよりは、「αの画質性能が低い」「一眼だけど微妙」という評価になってしまうのではないかと思います。
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すなわち、このレンズがα全体のイメージダウンに繋がってしまう危険性もあるのではないか、ということです。
端の解像感に欠けるのであれば、解像度の高い写真にするために日の丸構図にせざるを得ないかもしれません。
レンズやカメラの性能より腕が重要、というのは非常に理解できるのですが、機材にもある程度のクオリティが担保されていないと上達にもつながらないと思います。
SONYさんには、新キットレンズの開発を強く希望します。
悪い評価
単眼スマホと比べると良いが、複眼系とは微妙な差であまり違いがわからない
SEL50F18のように分かりやすく差があるといいのですが
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カメラとして見ると本体合わせてかなり小さい
しかしスマホと比べると当たり前ですがでかくて嵩張る
絵や使用距離のレンジに明確な差が複眼スマホとなくこれを持ち歩いて使う機会がほぼない
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10年前であればスマホやコンデジに対する画質とサイズのバランスの中で使い所があったでしょうが、今の着実に機能向上をしてきたスマホに対してアドバンテージがなく
スマホに駆逐された低価格帯のコンデジの領域に入ってしまっており、コンパクトさを売りにしてももうカメラは多少嵩張っても画質等で明らかに勝らないとわざわざ持ち歩く理由付けがし難いと思います
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650の公式作例
※画像引用元:ソニー
E PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSS SELP1650のスペック
発売日 | 2013年2月22日 |
対応マウント | SONY Eマウント |
フルサイズ対応 | × |
レンズ構成 | 8群9枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 16-50mm |
最短撮影距離 | 0.25m |
最大撮影倍率 | 0.215倍 |
開放F値 | F/3.5-5.6 |
画角 | 83~32° |
手ブレ補正 | 〇 |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 40.5mm |
本体サイズ | 64.7x29.9mm |
重量 | 116g |
実売価格 | 31,000円前後 |
まとめ
発売時はキットレンズとして登場しており、SONYユーザーの方だと使ったことがある人が多いのでは無いでしょうか。
パワーズームは動画では便利なものの、写真撮影ではレスポンスが悪いですので、そこが不満な方も多いです…。
写りは中央部の画質は良いものの、周辺部の画質は厳しく、解像感がガクッと落ちてしまいますね。
この時代の特長と言えますので、ここは仕方がありません。
良い評価