SONY Eマウント黎明期の2013年に登場したズームレンズ。
Eマウント初の「Gレンズ」として登場し、無印のレンズよりも高い解像力を発揮するレンズ!
E PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105Gの特長
E PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105G 3つの特長
- 換算27-158mmの便利ズーム
- ビデオカメラのようなズームレバーがあるパワーズーム
- F/4通しのズームレンズなのに低価格
換算27-158mmの便利ズーム
常用レンズとして使い勝手が良く、旅行用レンズとしても大活躍してくれそう!
コンパクトなズームレンズをお探しの方におすすめですね。
ビデオカメラのようなズームレバーがあるパワーズーム
※画像引用元:ソニー
軸吊り構造のインナーズームを採用し、ズームした際に光軸ズレしないのが特徴。
動画需要が高まっている現代に重要視されるレンズのスペック、「フォーカスブリージング」もかなり抑え込まれており、2013年当時としてはかなり動画撮影にも力を入れたレンズだと分かりますね!
フォーカスブリージングとは?
ピント位置を変えたときに、画角が変わってしまう現象。
F/4通しのズームレンズなのに低価格
いわゆる小三元と呼ばれるレンズと同じで、ズーム全域F/4.0通しとなっているため、焦点距離を変えても開放F値が変動せず、使い勝手が良いですね!
単焦点レンズと比べたら暗く感じますが、ズームレンズとしては充分明るいレンズ。
室内の撮影でも、ISO感度をあまり上げずに撮影が出来るため、写真や動画の画質をあまり落とさずに撮影が可能です!
これだけ色々な機能が詰まっているレンズですが、実売価格で56,000円という低価格さ。
標準ズームレンズを持っていない人には、ぜひお試しとして勧めやすい価格帯ですね!
E PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105Gのレビューやインプレ
※レビューは価格.comより引用しています。
E PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105Gの良い評価
電動ズームで動画撮影中も等速で楽々ズームできる。
カメラ側のデジタルズームと組み合わせれば10倍以上の倍率をシームレスに行き来でき快適。
大口径ズームながら、開放でも解像感高い。
F4通しなので動画に強く、望遠では結構ボケも狙える便利ズーム。
とは言えAPS-CのF4、室内や低照度の静止画撮影に過度な期待はできない。
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子供のイベントを動画で残そうと思った時、正直キットレンズはいまいち。SELP1650は望遠が少し足りないし、55210は手回しズームが動画に不向きかつ全体見渡す絵が撮れない。
それに実際やってみれば分かるが、種目毎に位置取り競争をこなしつつレンズ交換なんてかなり無理ゲー…
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それに対する最適解がこのレンズ。
動画に適した電動ズームと画角を持ち、携帯性も悪くなく、暗い体育館も安心のF4通し!
フルサイズ対応ではないが、動画ならAPS-Cでも十分な画質が得られるので、逆にサイズと価格面でメリットとなっている。
しかし個人的には、F4通しを諦めてもう少し小さく軽くなるならそれでも良かったかも…と思わなくもない。
良い評価
自分はプロ写真家とかではなく趣味の範囲で様々なカメラやレンズを使って撮影してますが、何だかんだこのレンズに落ち着くかなというところで。
このレンズの一番気をつけなければいけないのが『最短撮影距離』です。
0.45mとやや距離が長いです。一輪の花を近寄って撮ろうとしてもピントが合いません。
この0.45m意外と距離があります。
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あとは携帯性。
長さが大きいかなって印象ですがこのレベルのレンズなら仕方ないところもあるんでしょうが、この半分くらいの長さならより最高で携帯性も増しました。
ただどれも記載表記通りのスペックなので使用用途に問題が無ければ申し分の無いレンズだと思います。価格もAPS-Cレンズとは言えF4固定で5万切って買えるのでなんやかんやお気に入りのレンズの1本です。
良い評価
α6300と同時購入して使い続けています。
もしもこのレンズを最初に導入していなければ、α6300は既に手放しているかもしれません。
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ズームの動きが滑らかでとてもいいですね。この手のレンズとしては優秀だと感じます。コンデジ等に比べると大きなアドバンテージだと思います。
電動ズームレバーのほうは、動きが細やかに調整できず、ほとんど使うことはありません。
何かの事情で片手(右手)しか使えないという場合は、ズームレバーは右側にあったほうがいいですね。左では届かないです。
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寄れないレンズなので室内での近接撮影では苦労します。しかし、その欠点を差し引いても利便性の高いレンズなので使用頻度の高いレンズとなっています。
手ブレ補正も静止して使う分には充分に効いてくれます。
けして小さくはないですが、普通のジンバルでもバランスがとれ、動画撮影では重宝しています。
コスパということをあまり言わないのですが、なぜなら安いけども使い物にならなければ価値は限りなくゼロに近いと思っているからで、このレンズに関しては使える安いモデルとして貴重な存在だと感じています。
E PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105Gの悪い評価
悪い評価
キットレンズ16-50mmは大きさから考えるととても良く頑張っていると思います。が、やはりα6000の性能を考えるとちょっと厳しいです。
そこで標準レンズを何にするか・・・悩みました。正直、画角や大きさはツァイスの16-70mm SEL1670Zの方が使いやすい、でも単焦点のツァイスは価格なりの写りの印象ですが、ズームは今までもあまりツァイスらしさを感じません。
サンプルや他のユーザーの方の画像を見ても18-105mmの方が好みです。ただし重い、大きいこれこそが最大のネックです。
軽さと高性能に期待して買ったα6000ですから重い大きい事はカメラの魅力を下げてしまいます。ただ18-200mm SEL18200LEみたいにズームでビョーンと伸びないそうなので思い切って買ってみました。
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若干重くなりましたが、やはり写りはキットレンズ比べて格段に良くなっています。ただ室内撮影時に新たに気付いた事があります。室内ではフードは前後逆に付けて収納していますが、α6000のボディに付いているフラッシュではかなりケラレます。
フードを外しても少しケラレます。これでは室内撮影で困ります。フラッシュを上に向けて「なんちゃってバウンズ」を試してみましたが光量不足でノーフラッシュとあまり変わりません。
仕方が無いので外付けフラッシュHVL-F20Mを購入しました。これなら直接、バウンズどちらでもバッチリです。でもさらに重くなってしまいました。
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その後もう3年ぐらい前に悩んで悩んで16-70mm F4 ZAに変えてこのレンズは売却しました。より広角が撮れる、軽い、小さい16-70mmは最適でした。でもなんかしっくりこない写りが多いです。なんでだろう?18-105はGレンズだから?でも16-70だってツァイスだし!なんて考えながら3年使いました。
その後ミラーレスもフルサイズ機がメインになり、α6000も6300に変わり6400に変わりました。でもしっくりきません。そこで3年ぶりに18-105mmを買い直しました。
今回は両レンズじっくり撮り比べました。するとやはり18-105mmの方が華やかにくっきり写ります。というより16-70が眠たい画像に見えます。超快晴の画像はどちらもくっきりですが薄曇りの時は差が出ます。ただ余り望遠要らない、まして電動ズーム要らない自分としては重さ、デカさがマイナス、そして16mmに慣れてると18mmは使いにくいです。そして何より18-105mmは寄れない事に気づきました。16mmに比べてかなり離れないとピントが合いません。ちょっとキツイです。
悪い評価
α6000にて使用。
キットレンズ16-50mmでもそれなりには満足でしたが、大きさが許容できる場合、
このレンズが一本あれば他に何もいらなくなるかも?
などと期待しつつ購入してみました。
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ズーム全域で、大きな破綻はない印象です。
一段ぐらい絞ってやればなかなかの解像度です。
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約6倍のズーム比を持ちながらF4通し、写りも上々、値段もそこそこと
確かに良いレンズ…、のはずなのですが、いかんせんすべてが中途半端です。
もしも16mmスタートなら…。もっとコンパクトなら…。
パワーズームじゃなければ…。キレキレの解像度を持っていれば…。
私の用途にはどれもあと少し足りない感じで、特に欠点がないだけに非常に残念です。
F4通しで約6倍のパワーズーム、動画撮影には非常に良いレンズかも知れませんが。
E PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105Gの公式作例
※画像引用元:ソニー
E PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105Gの主なスペック
発売日 | 2013年12月13日 |
対応マウント | SONY Eマウント |
フルサイズ対応 | × |
レンズ構成 | 12群16枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 18-105mm |
最短撮影距離 | 0.45m |
最大撮影倍率 | 0.11倍 |
開放F値 | F/4.0 |
画角 | 76~15° |
手ブレ補正 | 〇 |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 72mm |
本体サイズ | 178x110mm |
重量 | 427g |
実売価格 | 56,000円前後 |
まとめ
Eマウント初期の万能レンズとして、ロングセラーの「E PZ 18-105mm F4 G OSS SELP18105G」
レンズラインナップが揃ってきて、あえてこのレンズを選ぶ人は少なくなって来ていましたが、近年の動画需要の高まりで再び人気が再燃していますね!
去年頃までは50,000円を切る価格でしたが、需要の高まりと半導体不足が重なって、現在は56,000円前後。
2022年現在は価格が高くなっているので、コスパは悪いですね。
50,000円を切る価格になったら買いだと思います!
良い評価