キットレンズとしても活躍しているFE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870。
Eマウントを牽引するために2014年に登場した、標準ズームレンズです。
性能は控えめでF値も暗いレンズ。
その代わりに非常にリーズナブルな価格が魅力!
普段は単焦点レンズを使っているけど、とりあえず1本でもズームを持っておきたいときなどに良いですね。
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870の特長
※画像引用元:Sony(https://www.sony.jp/)
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870 3つの特長
- お手頃価格の標準ズーム
- 手ブレ補正搭載で安心して撮影できる
- 軽量コンパクトで使い勝手が良い
お手頃価格の標準ズーム
公式でも初めての標準ズームレンズとしてプッシュしており、とても低価格なズームレンズとなっております。
実売価格は41,000円ほど。
とても購入しやすい価格帯ですね!
焦点距離28-70mmと、広角から中望遠をカバーしてくれますので、ダブルズームキットよりも使い勝手のいいレンズだと思います。
手ブレ補正搭載で安心して撮影できる
最近のSonyのミラーレスは、多くのモデルがボディ内手ブレ補正を搭載しています。
しかしAPS-Cのミラーレスではボディ内手ブレ補正を搭載していないモデルもありますし、いまでは手に入りやすくなったフルサイズミラーレスα7(初代)も手ブレ補正がありません。
そういったカメラをお使いになる場合は、レンズに手ブレ補正が付いているととても助かりますね!
カメラは暗い場所に弱いですので、室内とかでも手ブレしてしまうことがありますが、FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870ならその可能性を減らすことが出来ます。
軽量コンパクトで使い勝手が良い
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870は画質に特化したレンズではありません。
その代わりにズームレンズとしては、かなりのコンパクトさがメリットのレンズになっています!
重量に至っては295gしかありませんので、カメラに付けていてもあまり重く感じず、持ち運びや撮影の時に楽ですね。
機材が軽いっていうのは何よりのメリットだと思いますので、気軽に撮影したい人やスナップ撮影のときにとても助かるはず!
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870のレビューやインプレ
※レビューは価格.comより引用しています。
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870の良い評価
【純正Eマウント標準ズームレンズは持っていたほうがいいのかなと】
画質は値段なりですね。
旅行の記録とか便利ズームと割り切れば必要な記録は残せると思います。
ただ、広角で建築物などを狙うと、やはり周辺が流れるのが気になります。
中心は大丈夫です。
私は、ここの評価を見てから購入したので納得はしています。
なので、まずまずかなと。
【キットレンズの中でも最高】
リーズナブルなレンズを軽く見る方も多いのは事実ですか、コスパが良く写りがいいレンズは商売上否定している嫌いがあります。
本レンズは軽さや価格以上の満足があります。本レンズ以上のレンズは大きな出費ご必要です。もちろん価格なりの写りは期待出来ますが、多分自己満足の世界です。
自己満足のレンズ沼も楽しい世界ですが、TPO次第では、本レンズの優位性を否定できない自分を告白します。
【表現力以外の存在価値がある】
普段FE2470GMを使っているので、流石にそれと比べると厳しいです(比べるほうが間違い。)
中古で1.8万円のレンズと考えると悪くないです。
中央はそこそこ解像しますし、基本人物スナップしか撮らないので、端の描写の悪さは構図の工夫次第でなんとでもなります。
景色をメインに撮らない、または細かい事を気にしないのなら十分使えるんじゃないでしょうか?
普段のスナップやちょっとした子供とのお出かけでは2470GMの重量、サイズ感は厳しく、単焦点かサブのα6300が中心となっていました。
しかしα7Ⅲに買い換えてから、この高性能カメラにズームを付けて気楽に持ち出したいという思いが出てきました。
またα7Ⅲの高感度性能なら、暗いキットレンズでもなんとかなるのではと考えました。
結果は狙い通り、欲張らない気持ちの時には必要十分な画が撮れてます。何よりこのサイズ感と軽量が最高です。
α7Ⅲなら、瞳AFを含む高速AFや高感度性能など、画質を落としても使用するメリットがあると思います。
もちろん、画質を求める撮影には2470GMを使いますし、その辺は当然使い分けをします。
以前の常に最高画質を求め、機材の重さもいとわなかった私では考えられない選択ですが、
今現在、肩肘張らないこのレンズでの撮影が逆に心地よく感じてしまっています。
それも低価格で手に入るにも関わらず、最低限の画質を確保してくれている、このレンズのおかげかもと思えました。
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870の悪い評価
【風景撮るのは厳しそうですね。】
色々と厳しい意見が多い中で作例があまり上がってないので
初心者であまり参考になるものかどうか不明ですが、
作例も交えてレビューさせて頂きます。
F値固定でF11ですべて撮影しています。
手前の左下あたりにある枝葉を見れば一目瞭然かと思います。
最初はフルサイズだからやっぱりボケてしまうのかな?と思ってましたが、
比較対象が出来たことで、解像感の差が顕著になりました。
ただ広角端の酷さは様々な方から言われていたところなので、
それを持ってダメなレンズと一蹴するのもどうかと思いましたが、
28mmと50mmの単焦点レンズを持ってれば
だいたい済んでしまうので、やはり積極的には使いたくないですね…。
交換レンズのカメラというのは色々なレンズを購入して、
映りの違いや画質の向上、目的に合わせて選んだり…
そういうのも楽しさの一つだと思うので、
キットレンズは必要最低限で良いのかもしれません。
が、初心者が一番最初に触れるであろうものなので、
言うても「やっぱり一眼レフってすごいね!」って思って貰える
ぐらいのクオリティは必要なんじゃないかと思わなくもないですが。
でも、これぐらいの価格はフルサイズでは当たり前なのか…。
とはいえ、フルサイズのレンズとしては軽量ですし
F3.5とはいえ暗いところでも普通にピントが合います
こっちは夜間の撮影で撮ったものをどれが良いかなって見比べてたけど、
Nikon D5300の場合はどれがピント合ってるか…という確認から入るのが常。
(これはレンズの性能よりもカメラの性能もあるのかもしれないけど)
あともう1,2万円安かったらそんな文句も出ないんでしょうけど、
SONYのレンズは往々にして、高すぎるとまでは言いませんが、
割高な雰囲気が否めません。
【中央の解像はよし。中央から外れると絞っても流れが酷い。】
よく安いレンズだから仕方ないとかいう論調があるけど、他社の安ズームレンズでもここまで像が流れるのはなかなか無いですね。
開放で人物や物撮りするなら問題ないけど、絞って風景撮るならやめておいたほうがいいですよ。
APSCの最安ズームのほうが遥かにマシです。
【昼間の風景には使えません】
価格から考えるとすごいレンズです。
人物、動物、中距離で使うにはすごい使いやすいし綺麗に撮れます。
フォーカスもキヤノンとかと比べると遅いですけど
そんなに早いものでなければ追いつけます。
風景を撮ってがっかりしました。絞ってもがっかりでした。
ぱっと見は綺麗なんですけどね
印刷したり、パソコンで確認するとほんとひどいですよ
用途が風景以外と考えればいい選択です。安いですし
家族写真や動物、室内、夜景は満足してます。
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870の主なスペック
発売日 | 2014年2月7日 |
対応マウント | SONY Eマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 8群9枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 28-70mm |
最短撮影距離 | 0.3m |
最大撮影倍率 | 0.19倍 |
開放F値 | F3.5-5.6 |
画角 | 75~34° |
手ブレ補正 | ○ |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 55mm |
本体サイズ | 72.5x83mm |
重量 | 295g |
実売価格 | 41,000円前後 |
FE 28-70mm F3.5-5.6 OSS SEL2870の作例
※画像引用元:Sony(https://www.sony.jp/)
まとめ
こんな方におすすめ
- はじめての標準ズームレンズとして
- 軽量コンパクトで便利なレンズが欲しい
- 低価格で購入できるレンズが欲しい
キットレンズにも設定されているレンズですので、使ったことがある人が多いのではないでしょうか。
そのため中古レンズの数も豊富で、中古品であれば15,000円ほどで購入することも出来ます!
気軽に購入できる価格帯ですので、標準ズームレンズとはどんなものなのか体感してみるのも良いと思います!