FE 28mm F2 SEL28F20の特長
※画像引用元:ソニー
FE 28mm F2 SEL28F20 3つの特長
- 約50,000円で楽しめる広角単焦点レンズ
- F値は明るく軽いレンズ
- 魚眼レンズとしても使える
約50,000円で楽しめる広角単焦点レンズ
お値段は50,000円前後となっており、広角レンズの入門用として使えますね!
F値は明るく軽いレンズ
ポイント
レンズの最大径は64mm、全長は60mm。
重量200gとなっており、軽くてコンパクトな広角単焦点。
魚眼レンズとしても使える
※画像引用元:ソニー
- 「ウルトラワイドコンバーター SEL075UWC」を装着すると、焦点距離21mm相当の超広角レンズに。
- 「フィッシュアイコンバーター SEL057FEC」を装着すると、対角線画角180°の魚眼レンズとして使えます。
開放F値は超広角の場合でF/2.8、魚眼レンズの場合はF/3.5へと変わります。
1本のレンズで色んな画角を楽しめる、面白いレンズですね。
FE 28mm F2 SEL28F20レビューやインプレ
※レビューは価格.comより引用しています。
FE 28mm F2 SEL28F20の良い評価
このレンズが発売されてから、かなり時間が経っていますが、最近あらためてこのレンズの良さを感じています。
Eマウントで広角でF2以下で200gのレンズは他にあるかな、と見回してみても、2021年の今でもちょっと見当たりませんね。
-
Sigmaの24mm F3.5 DG DNは200g台で大変素晴らしいレンズですが、やはりF3.5が心許ない時もあります。24mm F2 DG DNも大変良いですが、300g台かつフードを付けると少し長いのと、お値段が張ります。
Tamronの24mm F2.8は、写りも素晴らしく軽いですが、やはりF2.8なのと、描写が良く言えば濃厚、悪く言えばベッタリとした感じがあります。
-
もちろん24mmGMも持っていますが、普段のスナップ撮影にはこちらの軽さと大きさが圧倒的に便利です。不思議なものでズームでの28mmは物足りなく感じますが、単焦点だと逆に使いやすく感じます。
色乗りもスッキリしていて、大変よろしいです。フリンジなども出にくいと感じます。逆光でもコントラストが中々落ちないのも良いですし、AFも55mm F1.8と同じくらい静かで早いです。
このレンズが出た当初は歪曲が多いなどの批判が多かったですが、最近のSigmaの85mm F1.4くらいから、ソフトウェアの補正が前提のレンズが増えていることもあり、全然気になりませんね。撮って出しのjpegでも、LightroomでもCapture OneでもDXO Photolabでも問題なく補正されます。
と、言う訳でスナップ用途ではかなり便利な一本と言えます。今やEマウントの広角単焦点は群雄割拠状態ですが、このレンズは今でも存在意義が確かにあるなと。日常記録用のレンズをお探しの方には大変おすすめします。
良い評価
お金が無くて、とりあえず一本と購入したFE24-240は室外では使いやすいのですが、室内ですと、大きい、重い、寄れない、暗いと使いづらく感じ、次のレンズにと、撮影技術もセンスも無い私が、背伸びせずに使えそうなこちらの商品を選びました。
-
中古で3万円程で手に入るこちらのレンズ、28mmF2と下手くそでも使いやすい画角と明るさで、室内室外問わず、子供達の日常生活の撮影に大活躍です。
出てくる絵は素直でボケも普通にきれいで、値段を考えたら信じられないくらい得した気分になれます。
子供の動画撮影でSⅢのアクティブモードを使用すると、画角が狭く感じましたので、追加でワイコンも購入しました。フィルターが付けられないので室内専用ですが、使いやすく感じられました。
小さくて軽いレンズがお好きな方には、とにかくお勧めできるレンズです。
良い評価
A7R3で3年ほど使用しています。軽いので旅行にはピッタリです。あまり評判が良くないようなのですが、自分の中では外せない1本になっています。
解像力、コントラストには十分満足しています。フルーツ屋台の写真の右上辺りを見ると、周辺部でもそこそこ十分な解像感があります。ボケの善し悪しは素人なのでよく分かりませんが、前も後ろも滑らかに見えます。
-
前評判で酷いと聞いていた歪みは、使ってみるとほぼ分かりませんでした。撮って出しのjpgでは補正されているのだと思います。Camera Rawでも同じように補正されるので、最終的にはSEL85F18(何故かCameraRawの歪曲補正がやりすぎる)よりも真っ直ぐです。
カメラにもよると思いますが、持っているレンズの中ではAFは早い方で、迷わずにすっと決まる印象です。動画では綺麗に人物に追従してくれて、人物が移動してもブリージングは少なめです。モーター音も分かりません。
室内動画だと画角をもう一歩広げたくなることが多いですが、より広角のレンズになると結構お高いので、まず人にお勧めするならこのレンズになると思います。
FE 28mm F2 SEL28F20の悪い評価
悪い評価
このレンズは、単焦点レンズですよね。
まさか、ここまで「レンズ補正(歪曲収差)」が酷いとは。
ズームならいざ知らず、単焦点で、ここまで歪曲されると・・・・
それなりの値段のレンズです、光学的にもう少し頑張って欲しかった。
-
補正無しでは、周辺が歪曲しますが、ポイントでの顔の形は許容範囲です。
処が、強制的に補正されると、肝心の被写体の顔が変形してしまいます。
悪い評価
周辺の色収差が気になる。背景ボケの写真ならば気にならないかも知れないかと思ったが、やはりボケの中でも色収差は気になる。
湾曲収差については、四角いものを撮ってみたところ、無くは無いが、それほど目立つようでもない。
絞り込むせいか、ストロボとの相性は悪くない。料理をストロボ撮影してみたが、予想以上に(期待しなかっただけに)クッキリ写って驚いた。
-
通勤カバン常備でスナップ用途となれば、小ささと最短撮影距離のバランスでこの一択しか無い。それはあくまでも消去法でたどり着いただけのことで、もしこれよりもコンパクトで最短撮影距離の短いAFレンズが現れれば、ソッコーで切り替えるつもり。やはりパンケーキレンズが欲しい。だが現状では、このレンズに頼るほか無い。文句を言いながらこれからも使っていくだろう。
FE 28mm F2 SEL28F20の公式作例
※画像引用元:ソニー
FE 28mm F2 SEL28F20の主なスペック
発売日 | 2015年 4月17日 |
対応マウント | SONY Eマウント |
フルサイズ対応 | 〇 |
レンズ構成 | 8群9枚 |
絞り羽根 | 9枚 |
焦点距離 | 28mm |
最短撮影距離 | 0.25m |
最大撮影倍率 | 0.16倍 |
開放F値 | F/2.0 |
画角 | 75° |
手ブレ補正 | 〇 |
防塵 | 〇 |
防滴 | 〇 |
フィルター径 | 49mm |
本体サイズ | 64x60mm |
重量 | 200g |
実売価格 | 52,000円前後 |
まとめ
発売が2015年と古いレンズですが、広角レンズ入門用として今でも人気!
2種類のコンバーターレンズをを使うことで、超広角と魚眼レンズになるのも面白いですね。
残念な点は価格。
円安や半導体不足などの影響を受け、2022年11月現在では、2015年に発売した当時より価格が高くなっています…。
中古は28,000円前後の相場となっていますので、中古品に抵抗が無ければそちらがオススメですね。
良い評価