このレンズは、高画質な写真を撮りたいフォトグラファーにとって、非常に魅力的なレンズ。
写真のクオリティを上げたいと思っている方の手助けとなってくれることは間違いないレンズですので、今回は「FE 50mm F1.2 GM」の特長と実際に購入された方のレビューをまとめてみました!
FE 50mm F1.2 GM について
ポートレートや風景写真、スナップ写真などの幅広いジャンルで活躍するレンズですね!
FE 50mm F1.2 GM の主な特徴
また、50mmの焦点距離は、人物写真や風景写真など、様々なシチュエーションで使いやすい汎用的な焦点距離として人気があります。
さらに、FE 50mm F1.2 GMは、XDリニアモーターを4基搭載した高精度なオートフォーカス機能や、防塵防滴構造など高品質な仕上がりにこだわっています。
ボケの表現力について
11枚羽根円形絞りや超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズを採用することで、柔らかく自然なボケを実現しました!
ポートレートやスナップ撮影、お花の写真を撮るときに極めて有効なレンズでは無いでしょうか。
明るさとシャープネスのバランスについて
明るさとシャープネスのバランスが取れているため、被写体の細かいディテールを捉えることができます。
さらに詳しく
レンズ構成は10群14枚。
その内、超高度非球面XA(extreme aspherical)レンズが3枚使用され、レンズコーティングは「ナノARコーティングII」を採用。
徹底して各種収差を抑え、透明感のある写りが魅力ですね!
フォーカスの速さと精度について
AFシステムは、XDリニアモーターを4基搭載!
大口径のレンズでも、高速・高精度・静粛性に優れるオートフォーカスを実現しています!
近接撮影も得意で、最短撮影距離0.4m、最大撮影倍率0.17倍の高い近接撮影能力を備えていますね。
「寄れる」は写真表現の幅を広げてくれますので、とても重要な長所です!
防塵・防滴性能について
FE 50mm F1.2 GMは、防塵・防滴性能を備えているため、悪天候や厳しい環境下でも安心して使用することができます。
特に、野外撮影や風景撮影の際には、この機能が重要な役割を果たします。
FE 50mm F1.2 GM を購入するメリット
FE 50mm F1.2 GMを購入する最大のメリットは、その高い描写力と美しいボケ表現にあります。
開放F値がF1.2と非常に明るく、F値開放から高い解像力とシャープネスを兼ね備えているため、被写体を問わず美しく描写することができる神レンズですね!
開放F値が明るいため、暗い場所でもシャッタースピードを保ち、手持ちで撮影することが可能。
これにより、自然な雰囲気や柔らかい質感を表現できるため、ポートレート・風景・スナップ写真など、さまざまなジャンルの写真撮影に適しています。
FE 50mm F1.2 GMは、高い品質を誇るプロ仕様のレンズですが、その分さすがに価格は高めに設定されています。
しかし、その性能や表現力を考慮すると、価格以上の価値があるかと。
FE 50mm F1.2 GMのレビュー
※レビューは価格.comより引用しています。
FE 50mm F1.2 GMの良い評価
α7cとの組み合わせでの感想。鏡筒にプラスチックを使っている事もあり重量バランス良く被写体を追えます。
かと言ってチープ感は無く所有感も満たす重量と見た目のバランスも評価してます。
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静止画を撮る際ではピント合わせが素早くできますが、瞳フォーカスは顔を斜めからの場合外す事もままあります。(レンズというよりボディ)
室内でのポートレート撮影をした際には開放値1.2の利点を活かしてISOを上げずに撮れるのも評価できます。開放値1.2はピント合わせがシビアだろうと覚悟していたのですが杞憂に終わりました。
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という事で今現在、常にボディに着けた状態で開放での撮影をしてます。
撮るのが楽しいと久しぶりに思わせてくれたお勧めGレンズです。
高速AF&F1.2で、被写体を浮かび上がらせつつ日常を記録できる
逆付け可能な内面植毛仕上げのフードの脱着はスムースでロック付きです。
絞りリングはクリック“有”を選択、Aモード時に開放F1.2になるようにセットしています。
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フォーカスリングも軽めでスムースで良い感触です。
瞳AFやリアルタイムトラッキングが素晴らしく、本レンズをつかう被写体に対してはいろいろ操作する必要がなくAF/MF切替はほぼAFに入れっぱなしで、フォーカスホールドボタンが2個ありますがほぼ使っていません。
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開放F1.2から大変シャープな像です。
フイルム時代の50~58mmF1.2とは当然ですが比較になりません。EDレンズは一枚も使っていませんが、軸上色収差もとても少なく安心してF1.2が使えます。
これまで色収差補正にはEDレンズが必須で、実際の他社の高性能大口径レンズでは必ず使われていたと思いますが、第一面のすごい凹面設計が効いているのか、とてもよく補正されていると感じます。
近接時は大変柔らかいボケで、中遠距離では後ボケが少し固めに写ることもありますが今どきの超解像性能でありながら、総じてボケ味はよいです
最近の50mmF1.2としてコンパクト設計のためか周辺光量低下が取りざたされていますが、F1.2を使うようなシーンでは実写上はあまり気になりません。
逆光にも強いと思います。
日光を入れたフレーミングでは光源を中心にわずかにフレアっぽくなりますがピント面はシャープで、なんというか「日差し感」が出る感じでとても気に入っています。
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軽量コンパクト、というつもりはないですが、他社製フルサイズ用AF50mmのF1.2やF1.4に比べてるとF1.2レンズとして十分小型軽量に仕上がっていると思います。
わざわざ大口径レンズを持ち出す時せっかくなら開放でと思うのが人情?ですが、これまでは性能やAF速度や精度あるいはMFでもフォーカシングスクリーンの精度(深度)や自分の技量などの問題でそうそううまくはいくものではありませんでした。
ボケはきれいでも画角や最短撮影距離から撮り方やシチュエーションがどうしてもある程度限定されてしまいがちな中望遠レンズと異なり、背景をみせながら主要被写体をふわっと浮かび上がらせるような撮り方ができます。
人物撮影、たとえば子供撮りやポートレートでは、瞳AF+高速AFで、感じた瞬間を簡単に収めることができます。
SEL50F14Zの写りや色の出方も自分としては好きで、この辺はもうお好みで良いと思います(借りて使ったことがあります)。ただ、よく動く被写体までカバーしたい場合は本レンズがお勧めです。
F1.2
ピントが合った場所の解像力は流石です。
ボケも緩やかにボケて行くので違和感もありません。
携帯性は良くはありませんが、F1.2でこのサイズで作れたのは、流石です。
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SONY初のF1.2軽いので、片手で十分扱えます。
AFも問題無く使えF1.2で瞳AFにも不満はありません。食付き最高です!
ポートレートメインで使っていますが、不満はありません。
25万程しますが十分使えるレンズです。
FE 50mm F1.2 GMの悪い評価
フォーカスブリージングがかなり出る
動画での検証です。AFは確かに高速ですが、フォーカスブリージングがかなり出ます。
被写体にフォーカスを合わせに行くと、背景の位置がかなりズレます。
静止画にはさほど影響ありませんが、動画には不向きなレンズです。
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周辺減光、収差などもツァイスの方が、良好です。
解像度は最新設計だけあってGMの方が上。
FE 50mm F1.2 GMの公式作例
※画像引用元:ソニー
FE 50mm F1.2 GMのスペック
発売日 | 2021年 4月23日 |
対応マウント | SONY Eマウント |
フルサイズ対応 | ○ |
レンズ構成 | 10群14枚 |
絞り羽根 | 11枚 |
焦点距離 | 50mm |
最短撮影距離 | 0.4m |
最大撮影倍率 | 0.17倍 |
開放F値 | F/1.2 |
画角 | 47° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | ○ |
防滴 | ○ |
フィルター径 | 72mm |
本体サイズ | 87x108 mm |
重量 | 778g |
実売価格 | 250,000円前後 |
まとめ
FE 50mm F1.2 GMは、ソニーα7シリーズ用の単焦点レンズで、プロフェッショナル向けに設計された最高峰のレンズ。
このレンズの主な特徴は、卓越したボケ表現力、明るさとシャープネスのバランス、フォーカスの速さと精度、防塵・防滴性能です。
50mmの焦点距離は、多くのシチュエーションで使える汎用性があり、F1.2の大口径によって被写体と背景の距離感を自然に表現し、美しいボケを生み出すことができますね。
また、明るさとシャープネスのバランスが優れているため、低照度下でも高画質な写真が撮影可能。
さらに、フォーカスの速さと精度が高いため、動きのある被写体を追いかけたり、瞬間的なシャッターチャンスを逃さず撮影することができます。
FE 50mm F1.2 GMを購入するメリットは、高い画質とボケ表現力を実現する優れた性能、卓越したフォーカスの速さと精度、防塵・防滴性能によるアウトドアでの使用の安心感などが挙げられます。プロフェッショナルな写真家や、高品質な写真を求めるアマチュアフォトグラファーにとって、このレンズは非常に魅力的な選択肢となるでしょう!
開放値1.2を身近にしてくれるレンズ