ソニーのカメラといえば、いまやミラーレスメーカーのイメージが強いですよね?
ですが、一眼レフもまだ販売しています。
α77 IIはAPS-Cセンサーを搭載したフラッグシップモデルの一眼レフ。
今ではあまり注目されていない機種ですが、一眼レフとしての性能はNikonやCanonにも負けていません。
むしろカタログスペックなら上回っています。
性能が高く値段が安い、コストパフォーマンスに優れたカメラを探している方にオススメしたいです!
α77 IIの特長
※画像引用元:Sony(https://www.sony.jp/ichigan/)
α77 II 3つの特長
・動体撮影向きのカメラ
・横にも動くチルト式モニター
・ノイズ耐性が高く高感度に強い
動体撮影向きのカメラ
※画像引用元:Sony(https://www.sony.jp/ichigan/)
APS-Cセンサーの特長を活かし、動体撮影撮影が得意なカメラに仕上げられています。
現在、新品でも120,000円前後で購入できるカメラながら、連写速度は12コマ/秒と一眼レフの中ではかなり高速!
オートフォーカスも発売当時、世界最多の世界最多の79点位相差AFセンサーを搭載。
抜群の追従性をほこるオートフォーカスで、動きまわる被写体でも確実にピントを合わせます。
発売時期はズレますが、NikonのD500のようなカメラですね!
横にも動くチルト式モニター
※画像引用元:Sony(https://www.sony.jp/ichigan/)
ふつうのチルト式モニターは上下方向にしか動きません。
しかしα77 IIは3軸チルト式モニターを採用し、上下方向のほかに左右にも可動するように!
バリアングル式とまではいきませんが、これのおかげでローアングル/ハイアングル撮影も撮影の自由度が高まりました。
ノイズ耐性が高く高感度に強い
※画像引用元:Sony(https://www.sony.jp/ichigan/)
センサー屋のSONYらしく、画質・ノイズの少なさ・解像力はかなり高く、APS-C機とは思えないほど高画質な写真が撮れる。
2014年のカメラですが、ISOは100~25600にまで対応し、様々な技術でノイズを徹底的に抑えています。
カメラの性格としては解像度重視で、ふんわり柔らかい描写ではなく、カリッとシャープさが強い。
撮影した写真を拡大しても、モヤッとした感じは少なく、被写体の輪郭がハッキリとしています。
α77 IIのレビューやインプレ
※レビューは価格.comより引用しています。
α77 IIの良い評価
【優秀なカメラです】 α100からの買い替えでしたが、圧倒的な機能性とホールド感、使いやすさと見やすさで大変満足しています。今やソニーはフルサイズミラーレス、Eマウントを主軸にしていますが、自分は本体のホールド感の希薄さと使い勝手からα77Ⅱを選びました。古いミノルタレンズもそのまま使用できますし、連射機能も優れているので自分的にはこちらの方が良いと思っています。購入しても損はないカメラでは無いかと思っています。
【カワセミ撮影の為の機材「圧倒的な連写性能と動体撮影機」】 売りの連写機能は凄いです。これではメモリーが増えてしまい…(笑) 今APS-Cでこれだけ連写できて、精度もいいのはこの機種だけです。 α99にあったAFレンジコントロール、採用してくれて感謝です。 高感度と連写を捨てて無印と妥協も考えましたが、色々な面で向上しており、半年以上待って高いお金を出して買ったかいがありました。 まだそんなに撮影していないので、もし再レビューできたらします。 僕には、APS-C機でこの機種以外ありえません。もちろん★5です。
【正常進化は劇的進化】 初代77は、購入当時ガッカリの連続だった。ファームアップで熟成され、最後には使えるカメラになったが。77Ⅱは今でも不満は少なく、今後のファームアップが楽しみ。新型のバッテリーを開発してもらい、泣き所を無くして欲しい。
α77 IIの悪い評価
【まぁこんなものか】 連写を余りしないので、連写専門機の感がある、フォーカスの選択が増えたが静物では余り効果は少ない。 フォーカス感応度は感度を上げるとピン抜けが多い、(3)がノーマルか。 ま、中級カメラとしてはよく出来ているほう、多目的に使える。
α77 IIのレビューまとめ
動体撮影用に買ったと言う方が多く、特に野鳥を撮影されている方からの評価は高いです。
α77 IIの残念な点は、ファインダーが電子式であること。
電子ビューファインダーならではのメリットがあるものの、この時代の電子ビューファインダーは「実際の風景とファインダーに映される景色がズレる」遅延問題があります。
使い続ければ慣れて来るものの、光学ファインダーを使っていた方は違和感があると思います。
また電子ビューファインダーを採用しているので、電池持ちが悪くなっています…。
同じ価格帯の一眼レフなら1000枚前後撮影できますが、α77 IIは約480枚撮影するとバッテリー切れになってしまう。
単純に計算すればふつうの一眼レフの、半分ほどしかバッテリーが持ちません…。
α77 IIの主なスペック
発売日 | 2014年6月6日 |
タイプ | 一眼レフ |
センサーサイズ | APS-C |
画素数 | 2430万画素 |
高感度 | ISO100~25600 |
連写速度 | 12コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30 秒 |
AF測距点 | 79点 |
液晶モニター | 3.0インチ・122.88万ドット |
ファインダー倍率 | 1.09倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | 480枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード メモリースティックPRO Duo SDXCカード |
Wi-Fi | 〇 |
Bluetooth | × |
NFC | 〇 |
本体サイズ | 142.6(幅)x104.2(高さ)x80.9(奥行) mm |
重量 | 647g |
実売価格 | 110,000円前後(ボディのみ) |
まとめ
こんな方におすすめ
- 高速連写機が欲しい
- Zeissレンズを使いたい
- コスパの良いカメラが欲しい
SONYらしくハイテクなシステムが積まれ、スペックの高いカメラです。
また一眼レフに電子ビューファインダーを搭載しているのも珍しいですね。
動体撮影はピカイチの性能を持っていますが、妙に大きいカメラ本体にバッテリー持ちが悪い点があり、一長一短のあるカメラです。
スポーツシーン・モータースポーツ・野鳥・子供やペットを撮影したくて、かつ出来るだけ安くカメラを手に入れたいと考えている方にオススメしたい機種です!