2013年に登場した、カールツァイス製の標準ズームレンズ。
ズーム全域F/4.0通しとなっていて、小三元と呼ばれるレンズですね。
明るいレンズで手ブレ補正も搭載していますが、レンズ本体はかなり小型化されています。
今なお高い人気を誇っているレンズで、高コントラストな写りが魅力ですね!
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Zの特長
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Z 3つの特長
- ズーム全域F/4.0通しの利便性
- カールツァイスならではの高コントラストな写り
- 手ブレ補正を搭載
ズーム全域F/4.0通しの利便性
※画像引用元:ソニー
F値はどの焦点距離でも開放F/4.0となっており、明るいズームレンズで使い勝手が良い!
背景ボケや前ボケを楽しめますし、多少の暗い環境でもシャッタースピードを保つことが出来ますね。
カールツァイスならではの高コントラストな写り
※画像引用元:ソニー
ただ、Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Zは、周辺の画質が非常に悪く、画面中央部と周辺部では解像度の差が大きくなってしまう事ですね。
これはレンズの性能がザックリと分かる、MTF曲線を見ても分かりますね。
実際に使われている方のレビューでも、周辺画質の悪さについて書かれています。
レンズの王様「カールツァイス」と言えども、実売価格で75,000円前後のレンズですので、欠点はありますね・・・。
手ブレ補正を搭載
※画像引用元:ソニー
レンズに手振れ補正が付いているかいないかは、レンズ選びの上で重要な要素の1つ。
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Zは手振れ補正が搭載されているので、シャッタースピードが遅くなりやすい室内など薄暗い環境でも、ISO感度をあまり上げずに撮影出来るので、画質の面や手ブレなどのミスを減らしてくれます!
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Zのレビューやインプレ
※レビューは価格.comより引用しています。
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Zの良い評価
もともとNEX6で使っていましたが、フルサイズに憧れてα72と24105Gに買い替えて使ってましたが、よく写るんだけど大きさが私には我慢ならず6500にまたまた買い替えての1670ZAを買い戻してのレビューになります。
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とにかく大きさはジャストです。このくらいが鞄の中にも放り投げられる限界かと思います。
小さい軽いは正義ですね。
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使い勝手も良く24ミリから105ミリまで旅行などでも不便なく使える本当に便利なズームレンズだと思います。
写りも色のりも良くしっとり感があるのもグット。
FE24105はバッキバキで抜けも良く元気満点な写りですが、どちらかというと私はこのしっとりとと色がのった方が好みですね。
感覚ばかりのレビューですけど参考になればと思います。
良い評価
オートフォーカスは十分に速く、手振れ補正機能も付いています。
F4通しも大きな特徴で、焦点距離を長くしても暗い場所でも粘ってくれます。
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撮って満足、見て納得です。
発色がとても綺麗で、ボケもそれなりに期待できます。
出来上がった写真はやわらかい印象で、かりかりの解像度を求めるのは違うのかもしれません。
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位置づけは『カールツァイス』ブランドの標準レンズです。
そのコンセプト通り、性能とサイズのバランスが絶妙です!
焦点距離として16mmから70mm(35mm換算で24mmから105mm)の広範囲をカバーし、F4通しで手振れ補正機能あり。意外とこれだけ揃ったレンズはなかなかありません。
ちなみに『カールツァイス』ブランドで手振れ補正機能があるのは地味に希少価値が高かったりします。
APS-C用Eマウントの常用レンズとしてオススメします。
良い評価
発売後数年経ってしまった本レンズでレビューするのも"今さら感"がハンパないが、とりあえず情報共有になればと思い、独り言のように書いてみる。
当方、これまでフルサイズの撮影にこだわっており、ブツ撮りにもフルサイズのα7系を運用し、様々なレンズを使ってきた。
しかしながらフルサイズ用のレンズにはブツ撮りに適したものがほとんど無く、使いづらさに耐えかねて、ブツ撮りだけはAPS-Cに行き着いた。
ブツ撮りには、あるていど撮影距離を取る必要がある。なぜならば、パース(遠近感)は撮影距離に依存するファクターであるため、あまり近付いて撮影するとパースが付いて対象物の形が変形して見えてしまう。
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フルサイズ用FEレンズでは、望遠寄りのズームレンズでは最短撮影距離が長いものが多く、また短いものがあっても明るすぎたり重すぎたりしてハンドリングが悪い。あるいはマクロレンズを考えたものの、単焦点レンズではズームのように像面倍率の微調整ができないため撮影距離を変えざるを得ず、そのせいでパースが変わってしまい具合が良くない。そもそもフルサイズは被写界深度が浅いので、最小絞りまで絞り込んでも厳しいことがある。
(フィルム時代にはティルト操作が可能だったので被写界深度の問題は顕在化しなかった)
本レンズでは、程よい望遠での撮影が可能なズームレンズであり、小型でハンドリングが良く、最短撮影距離も短い。そして何よりAPS-Cのため被写界深度がフルサイズに比べて深いのが良い。
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難点は、APS-Cのカメラボディでは画質および操作性の点で非力なものしか無いということ。
当方ではいまだにNEX-7を使用しているが、現在市場にある最新機種であっても画質的に代わり映えしないので買い替え先がない。
フルサイズカメラに本レンズを装着して使うことも考えたが、ゴミ混入対策でカメラ1台にレンズ1本(要するにレンズ交換しない)という方法をとっていることや、画素数のムダがあるため、やはりこのレンズ専用として使える高性能APS-Cカメラ(裏面照射型4,000万画素クラス)が出ることを切望する。
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Zの悪い評価
悪い評価
多くの方のレビューにありますが、周辺部の画質がよくなく中心部と周辺部の差が顕著です。
望遠側はまだそこまで気にすることは無いのですが、広角側は風景の撮影などで使うので気になる方はかなり気になると思います。
個体差もあるようなのでこの製品の全てではないでしょうが、描写性能が特段よいわけでもなく且つレビューで散見されるほどの品質のバラツキは控えめに言っても「敢えて購入すべきレンズではない」です。
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16mmスタートの手頃の標準ズームレンズとなるとキットレンズの16-50かこのレンズしか無く、やっと出た16-55Gは10万超えでSONYの裏面照射の無いAPS-Cカメラのレンズとして買うには躊躇する値段。
他の方のレビューも確認していたものの、16-50よりは良くなるだろうと考え購入しましたが肩透かしです。
割高感が否めません。
16-50はα6300と一緒に下取りに出してしまったので今後もこのレンズを使っていきますが、今後どう対策していくか悩みどころです。
もし購入を検討されている方は、店頭で触る程度ではなくレンタル等を活用して描写性能と価格が自分にマッチするかを十分検討の上で購入することをオススメします。
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悪い評価
【良い点】
・ボディとよくマッチしたデザイン(これだけでも価値がありますが・・)!!
・小型軽量(PZ 16-50mmと比較すると約2倍のサイズですが)!
・中央部は絞り開放からとてもシャープ!
【がっかりした点】
・周辺部画質は価格に合わないレベルです(片ボケではありません)!!!
・周辺画質は絞ってもあまり改善しません!!
(比較レビューで良い評価も拝見していますので個体差かもしれません・・)
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描写性能が期待外れで、PZ 16-50mmとほとんど見分けがつきません(添付画像)。個体差もしくは品質管理上の不具合かもしれませんが、価格にみあわないことは事実です。かなりの損金がでましたが、躊躇なく売却しました。今は、周辺まできっちり写したいときにはFE 16-35mmを使っています。FE 16-35mmのAPS-Cでの周辺画質はE 16-70mmとは別次元です。
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Zの公式作例
※画像引用元:ソニー
Vario-Tessar T* E 16-70mm F4 ZA OSS SEL1670Zの主なスペック
発売日 | 2013年9月13日 |
対応マウント | SONY Eマウント |
フルサイズ対応 | × |
レンズ構成 | 12群16枚 |
絞り羽根 | 7枚枚 |
焦点距離 | 16-70mm |
最短撮影距離 | 0.35m |
最大撮影倍率 | 0.23倍 |
開放F値 | F/4.0 |
画角 | 83~23° |
手ブレ補正 | 〇 |
防塵 | 〇 |
防滴 | 〇 |
フィルター径 | 55mm |
本体サイズ | 66.6x75mm |
重量 | 308g |
実売価格 | 75,000円前後 |
まとめ
当時では唯一無二のスペックを持ったレンズで、多くのSONYユーザーが使っていらしたと思います。
発売が2013年となっており古い光学設計のため、現代のレンズと比べると、同価格のレンズでも画質で劣ってはしまいます。
このレンズが今なおも人気で、あまり値下がりもしていないかと言うと、このレンズ独特な写りが魅力なのでは無いでしょうか。
良い評価