Nikon DX用の超広角レンズとして、最上位モデルに位置するのが「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」です。
小三元レンズと同じく、ズーム全域でF/4通しのレンズとなっており、暗くないズームレンズ。
また焦点距離が変わってもF値が変動しないので、使い勝手が良いです。
発売は2003年ですので、かなりのロングモデル。
とは言っても最新設計のレンズと比べるとかなり見劣りしますので、今から新品で購入する方は少ないレンズですね。
AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-EDの特長
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-EDの3つの特長
- 今では定価の半額で購入できる
- F/4通しは上位機種の特権
- 少しレトロな画質が良い
今では定価の半額で購入できる

AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-EDはとてもリーズナブル!
DX用超広角レンズの最上位モデルと言うこともあり、メーカー希望小売価格は180,900円(税込み)となっています。
当時なら中々手が出ない高級レンズでした。
しかし、今でも販売されているとは言え、もう16年も前に発売したレンズ。
現在の実売価格は92,000円ほどとなっており、新品を半額で買えるようになりました。
とは言っても、100,000円近い金額を出せるのなら、今なら他にもいろいろと選択肢がある時代。
このレンズの描写がとても気に入った方でないと、購入される方は少ないでしょう。
F/4通しは上位機種の特権

古くなってもDX用最上位モデルなのは揺るがない!
カメラをされている方にとって、F/2.8やF/4通しと言う文字は憧れでもあるでしょう。
メーカーのフラッグシップモデルやハイエンドモデルでないと許されない仕様で、いつかは欲しいと思うレンズスペック。
AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-EDも当時180,000円のレンズですので、ズーム全域でF/4通しのレンズとなっています。
焦点距離によってF値が変わるのは、やはり使いにくいです。
F値が変わればボケ感も変わるし、シャッタースピードも変わってくる。
ズームレンズは便利ですが、カメラに少し詳しくなってくるとF値が変動するめんどくささに気が付きます。
古いレンズですが、F/4通しであるというだけで使い勝手が良いレンズなんですね。
少しレトロな画質が良い

解像度重視じゃないレンズは味がある。
先ほどから何度も言っていますが、このレンズは古いです。
2003年発売ですので、すでに16年もの月日が流れています。
なので最新設計のレンズにはとても適わないですし、元は高額なレンズですがNikon自慢のコーティング「ナノクリ」もありませんので、逆光には弱め。
粗さがしをすればいくらでも出てくる…。
ですが、現在の解像度重視のレンズと比べると、なんとも優しい描写をしてくれるレンズ。
コントラストや色再現の違いもあると思いますが、最新の機材で撮影された写真に比べると、ナチュラルにレトロな写真を撮影できます。
フィルム写真風とまではいきませんが、いまの超高精細な写真に飽きた方はこのレンズを試してみるのも良いかもしれません。
AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-EDのレビューやインプレ
※レビューは価格.comより引用しています。
AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-EDの良い評価
【雰囲気重視の方に】
17-55と併用しています。
共通するところとして,空や水の雰囲気がとてもしっとりと写ります。この辺りは,D610に例えば単焦点(2818Gなど)を付けたときと比べてのアドバンテージだと感じています(後者は当然解像度はかなり上で,細かいところまで本当によく写っていますが,空の色,雲や水の雰囲気は,ややさっぱりとした印象を受けています)。
17-55もそうですが,雰囲気重視の方にぜひおすすめしたいです。
【DXフォーマットの小三元(小二元?)レンズの一角として】
まだ短期間しか使用していませんが、逆光への耐性も強く、なんといっても超広角側でのスケール感に満足し、購入してよかったと思っています。また、f4通しのステータス感は、子供の教育費への出費に苦しむ父親としてはありがたいです。
調子に乗って、画角・解放値のつながりが良い24-120 f4(FX、DXフォーマット兼用)も欲しくなり、とっておきのカーボンロードバイク(寄る年波により、床の間バイクとなっていた)を売却して費用を捻出し、やはり中古美品をカメキタで店頭購入しました。
これで、35mm換算で18mm~180mmの画角を解放値f4でカバー(概ね小三元3本セットと同等の画角・解放値)するシステムができ、満足しています。
これで、写真に対するモチベーションが上がり、出品を躊躇っていた写真コンテストにも参加を始めました。
【清水の舞台から飛び降りる気で購入したレンズです】
写りはさすがです。広角端で撮っても、隅々まできれいに写ります。
色の濃い薄いは良く分かりませんが、特に気になるようなことはありませんので満足です。
清水の舞台から飛び降りる気で購入しましたが、その割には出番は少ないかなと思います。特に、DX16-85mmVRを購入してからさらに出番が減りました。
テレ端が24㎜まであるので、街中スナップで使用できますし、もっと使ってやらなければいけないと反省しています。
DX10-24mmが登場してから値段が暴落しているので、DXの広角レンズが欲しかった人には良いのではないでしょうか。逆に私は悔しい思いをしております。
しかし、上に書いてある通り造りはこちらのレンズのほうがいいので、満足度は高いと思います。
AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-EDの悪い評価
【歪曲が酷すぎです】
歪曲に癖があります。単純な歪曲ならソフトで補正可能ですが、
中心から周辺にかけてマイナスからプラスにリバースする
矯正過多な特性のため、建物内では上の棚と下の棚が平行にならず
このネジレはP.S.の歪曲補正で補正し切れません。
逆光特性を確保しようとしたためかコントラストが異常に高過ぎで、
デジデジ好きなら良いかも知れませんが、諧調を得にくい画です。
人物はRAWで撮っても、どうにも調整できないレベルです。
銀箱で出したことと、短命に終わらせたのがニコンの良心かな?
AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-EDの主なスペック
発売日 | 2003年2月20日 |
対応マウント | Nikon Fマウント |
フルサイズ対応 | × |
レンズ構成 | 7群11枚 |
絞り羽根 | 7枚 |
焦点距離 | 12-24mm |
最短撮影距離 | 0.3m |
最大撮影倍率 | 1/8.3 倍 |
開放F値 | F/4 |
画角 | 99~61° |
手ブレ補正 | × |
防塵 | × |
防滴 | × |
フィルター径 | 77mm |
本体サイズ | 82.5x90mm |
重量 | 485g |
実売価格 | 92,000円前後 |
AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-EDの作例
※画像引用元:Nikon(https://www.nikon-image.com/)
まとめ
こんな方におすすめ
- 風景写真を撮影される方
- レトロな写真を撮りたい方
- かつてのフラッグシップモデルを使ってみたい方
何度も言いましたが、いまさら新品で買う理由は少ないと言えるレンズ。
どうしても欲しくなったときは、中古から探してみるのも良いと思います。
解像度や収差など、光学性能ではとても現代のレンズに勝てませんが、いまの髪の毛一本までしっかりと写すレンズに疲れた方は、柔らかい描写をしてくれる「AF-S DX Zoom-Nikkor 12-24mm f/4G IF-ED」を試してはいかがでしょうか。