キヤノンのラインナップでは「ハイアマチュア」にカテゴリーされる一眼レフ。
エントリーモデルに比べ多機能になり、操作性も良くなるのでストレスなく撮影できます。
2017年に発売されたEOS 9000Dが、エントリーモデルらしからぬ超進化をしてしまったため、EOS 80Dよりも性能が高くなってしまいました(笑)
そうは言っても、EOS 80Dの方が優れている箇所もまだまだあります。
それに価格もEOS 80Dの方が安いので、依然人気のあるモデルです!
EOS 80Dの特長
※画像引用元:キヤノン(http://canon.jp/)
EOS 80D 3つの特長
・エントリーモデルより2倍高速なシャッタースピード
・視野率100%のファインダー
・とてもバッテリー持ちが良い
エントリーモデルより2倍高速なシャッタースピード
※画像引用元:キヤノン(http://canon.jp/)
エントリーモデル・ミドルクラスとハイエンドモデルの明確な差があるのがシャッタースピード。
ミドルクラス以下の一眼レフは1/4000秒が最高速ですが、ハイエンドモデルは1/8000秒に対応してい2倍高速。
シャッタースピードが早ければ人の一瞬の表情も捉えられますし、快晴の屋外で撮影していても白飛びする事がグッと減ります。
私が使っているNikon D750は1/4000秒なため、1/8000秒には強い憧れがある(笑)
ちなみにカメラなイブにミラー(鏡)のないミラーレスは、1/32000秒なんて言うとんでもなく速い機種も出ていますよ!
視野率100%のファインダー
※画像引用元:キヤノン(http://canon.jp/)
ハイエンドモデルからはペンタプリズムが採用され、ファインダーの視野率は100%に!
視野率95%でも十分そうな数値に思いますが、実際に使ってみると5%の違いがいかに差があるか分かると思います。
ファインダーで見た景色と写した写真が異なるって、結構ストレスなんですよ!
しかし視野率100%だとファインダーから見える景色が、そのまんま写真になるため安心して構図を決められます。
そしてファインダー倍率も0.95倍へとアップしているため、とても見やすいのが特長です!
とてもバッテリー持ちが良い
※画像引用元:キヤノン(http://canon.jp/)
新型であるEOS 9000Dが、撮影可能枚数600枚であるのに対し、EOS 80Dは1390枚まで撮影できます。
同じ満充電の状態でも、790枚も違いがあるんですね!
バッテリー持ちが悪い場合は、予備バッテリーを持って行ったり充電できる環境を整えなくてはなりませんが、大容量のバッテリーであればそんな必要が無く、荷物が少なくて済みます。
EOS 80Dのレビューやインプレ
※レビューは価格.comより引用しています。
EOS 80Dの良い評価
【素晴らしいカメラです】 カメラ初心者の私にカメラの楽しさを教えてくれたカメラです。大満足です。 私のサイトで80Dに装着したレンズで撮影した写真を少し上げています。 あくまでアマチュアが撮影した写真なので少しでもご参考になれば嬉しいです。
【初めて買うには、買って間違いのない機種】 キャノンには安価なKissシリーズもありますが、決して届かない金額ではありませんので、できれば当機くらいから初めて欲しいと思います。ただ、APSサイズという問題点はありますので、フルサイズから始めると画角に限定されなくてすみます。私が、知り合いから初めて購入するおすすめ機種を聞かれたら、この80Dか6D Mark IIを勧めることになると思います。
【一眼デビューするならこれに決まり】 プロとかを目指さないなら最高だと思います。いいとこ取りの商品。
EOS 80Dの悪い評価
【APS-Cなら絶対Nikonだと思わせてくれた機種】 Canonの機種は色が良いので「パッと見」は綺麗ですが、根本的な画質は圧倒的にNikonの方が上だと思います。Nikonの色でもいいよっていう方にはNikonをお勧めします。
EOS 80Dのレビューまとめ
さすがハイエンドモデルと言える評価で、酷評されているレビューはありませんでした。
レビューの数も多く、かなりの人気機種だと言うことが分かりますね。
EOS 80Dの主なスペック
発売日 | 2016年3月25日 |
タイプ | 一眼レフ |
センサーサイズ | APS-C |
画素数 | 2420万画素 |
高感度 | ISO100~16000 |
連写速度 | 7コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/8000~30 秒 |
AF測距点 | 45点 |
液晶モニター | 3.0インチ・104万ドット |
ファインダー倍率 | 0.95倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | 1390枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | 〇 |
Bluetooth | × |
NFC | 〇 |
本体サイズ | 139(幅)x105.2(高さ)x78.5(奥行) mm |
重量 | 650g |
実売価格 | 84,000円前後(ボディのみ) |
まとめ
こんな方におすすめ
- 小型で高画質に撮れるカメラが欲しい
- 見やすいファインダーのカメラが良い
- コスパに優れたカメラが欲しい
新型エントリーモデル「EOS Kiss 9i」や「EOS 9000D」に性能が詰められてしまいましたが、そこはハイエンドモデル。
シャッタースピードやファインダーなど、上位機種ならではの装備があるためまだまだ負けてはいません!
連写速度もAPS-C機らしく7コマ/秒と速く、オートフォーカスの性能も良いため動体撮影も難なくこなしてくれる万能機ですね。
惜しむべきはわずかな発売日の差で、最新型の画像処理エンジン「DIGIC 7」が搭載されなかったことでしょうか。
マイナーチェンジ版でDIGIC 7を搭載した、EOS 80D MarkⅡでも出てくれたら最高なんですが(笑)
とは言え現状のEOS 80Dもしっかりとした性能を誇るハイエンドモデルなのですし、今ならお値段がEOS 9000Dより安くなっていてコストパフォーマンスが高いのも魅力です!