オリンパスの新たなるフラッグシップモデル「OLYMPUS OM-D E-M1X」
プロカメラマン用に開発されており、ボディはバッテリーグリップ一体型。
ミラーレスの欠点であった、バッテリー持ちの悪さを気にすること無く撮影に集中できます。
超高速連写や7.5段分の手ブレ補正、過酷な環境にも耐えるタフなボディと上げればキリがないほど、オリンパスの技術が詰まったカメラとなっています!
OM-D E-M1Xの特長
OM-D E-M1X 3つの特長
- オリンパス最高のAFシステム
- AF/AE追従18コマ/秒の連写力
- プロの期待に応える信頼性
オリンパス最高のAFシステム
※画像引用元:OLYMPUS(https://olympus-imaging.jp/)
121点オールクロス像面位相差AFを採用し、画面のほぼ全体をカバーします。
プロ用のカメラだけあって、AFモードの種類やAFのカスタマイズ性が高い。
※画像引用元:OLYMPUS(https://olympus-imaging.jp/)
一般ユーザーにはオーバースペックなほどカスタムでき、自分の撮影したいものに合わせた専用AFを作ってしまえますね。
AFの追従性も画像処理エンジンを2基搭載する事で、これまで以上に正確に追いかけるように。
さらにAF低輝度限界-6EVに対応し、かなり暗い環境でもオートフォーカスが難なく作動するようになりました!
AF/AE追従18コマ/秒の連写力
※画像引用元:OLYMPUS(https://olympus-imaging.jp/)
AF追従モードで18コマ/秒・AF固定で60コマ/秒の超高速連写!
スポーツシーンでの決定的な一瞬を、確実に切り取ってくれます。
また室内などの照明で起こるフリッカー現象。
連写速度が低下する可能性があるものの、OM-D E-M1Xはフリッカーレス撮影に対応しており、室内でも安心してシャッターを切ることが出来ます!
プロの期待に応える信頼性
バッテリーグリップ一体型となりましたので、ボディはかなり大型となりました。
しかし撮影可能枚数が約870枚となり、一眼レフ並みのバッテリー持ちを実現!
防塵防滴・耐低温性能も強化されており、もはや防水と言っても良いのでは?というレベルに到達しています。
雨の日でも滝つぼの近くでも、冬の夜間でも確実にシャッターを切れるタフなボディとなりました。
OM-D E-M1Xのレビューやインプレ
※レビューは価格.comより引用しています。
OM-D E-M1Xの良い評価
【究極の万能機】
機能が満載!高速連写にハイレゾにライブNDに手振れ補正 とにかく万能機!
これさえあればどんな状況でも大丈夫と言う安心感もあります!
マウント変えを決意させたカメラです。
【異次元のカメラだなこりゃ】
オリンパスのカメラをメインで使っていない人たちからは重いだ大きいだ高いだといわれてますが、重さ大きさ値段の高さだけの価値は充分にあるカメラです。
とくに手振れ補正の優秀さは唯一無二のカメラですので、これの代わりになるのが現状地球上に存在しません。フルサイズのカメラも使ってますが、やはり使い道が限定されてしまいます。オールラウンダーでどんな撮影もこなせるこの機種は、自分みたいに何でもかんでも撮る人にはうってつけのカメラだと思います。
【万人向けではないが良いカメラです】
マイクロフォーサーズのメリットは「システム全体でのコンパクトさ」だと思っています。これは機材が増えるまで実感しづらい部分なので、その良さをなかなか理解できないかもしれませんが、とてもコンパクトなカメラシステムです。ですがE-M1Xのボディだけを見ると大きいと思われても仕方がなく、もう一息頑張ってほしかったなとは思います。よいカメラではありますが高価ですし、E-M1 MK3へのつなぎという気もします。撮像素子やEVFの画質など、出し惜しみというか、「現時点でのベストではない」感があるというか・・・。良いカメラではありますが、万人に勧められるかというと少し難しい気もします。
OM-D E-M1Xの悪い評価
【残念に思う】
オリンパスプラザで随分と試してみました。マジによければ買ってもいいかなと、あちこちで価格まで調べていたのですが、、、。
結論ですが、とてもそのような気分にはなれませんでした。
これは、あくまで私の場合ですが、EM1系の唯一の欠点は、動体AFの悪さだと体感しています。
AFC+トラッキングはMK2とほぼ同じす。
動きものを想定した試し撮りで、どうでもいいところで、違う場所にピントが持っていかれる。それがまだときどきがあります。
この「ときどき」が改善できてないですね。
光学一眼のAFトラッキングでは、普段の動きモノは、ほぼ確実にあいます。本機は、それがまだまだ出来ないのか、と期待していただけに非常に残念でした。ピントがあわないのは、とにかくストレスですから。
ボディサイズについて。これまではオリのミラーレスは、ボディのコンパクトさが最大の武器でしたが、もろ裏目にでた格好だと感じています。
画質は、デフォルトで3にしています。この価格帯ですから綺麗に写って当たり前でしょう。
ハイレゾについて。そもそもこれを使い、露出する機会など、普通の人にはほとんどないと思います。写真業の世界でも必要ありません。
その理由は、1枚撮りとの違いが思ったほど得られないです。PCモニタでの再現もあまり意味がないでしょうし、印刷入稿の場合もそんな画素数使いません。インクジェットで2m引き伸ばすようなプリントも1600万画素あれば十分で、4000万画素で出力したものを隣に飾っても、その違いに気づいた方はいませんでしたから。
ハイレゾしてトリムすれば画質的に有利に使える、そのような話しもネット上にはありますが、そのような思考が少しでもある方は、一向に撮影は上達しないでしょう。もちろん遊びで楽しむなら結構ですが。
厳しいようですが、これを買うくらいなら正直MK2でも十分でしょうし、繰り返しますが動体AFについてはD500(D7200でさえも十分)などを知った身分には、とても使う気分にはなれませんでした。
つうか、なんすかこの無意味なデカさ。。。
OM-D E-M1Xの主なスペック
発売日 | 2019年2月22日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | マイクロフォーサーズ |
画素数 | 2037万画素 |
高感度 | ISO64~6400(拡張ISO25600) |
連写速度 | 最高60コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/32000~60秒 |
AF測距点 | 121点 |
液晶モニター | 3インチ・104万ドット |
ファインダー倍率 | 1.65倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | 870枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ | 144.4(幅)x146.8(高さ)x75.4(奥行) mm |
重量 | 849g |
実売価格 | 300,000円前後(ボディのみ) |
OM-D E-M1Xの作例
※画像引用元:OLYMPUS(https://olympus-imaging.jp/)
まとめ
こんな方におすすめ
- 動き回るこどもやペットを確実に撮りたい
- スポーツやモーターシーンを良く撮影する
- プロスペックのミラーレスがほしい
マイクロフォーサーズのミラーレスとは思えないで、やはり「でか過ぎ!」という意見も多いです。
しかし実際に使ってみると評価がかなり変わるようで、持ちやすくてしっかりとカメラを構えられる。
画質は評価が分かれますが、マイクロフォーサーズとしてはかなり高画質かと。
フルサイズには画質で勝てませんが、連写力とAF性能で動体撮影能力はかなり高いカメラですね。
プロモデルのカメラですが、動き回ってなかなかピントが合わせられないお子さんやペットも、より確実に撮影できるようになるので、お金に余裕があるアマチュアにも非常にオススメです!