PENTAXはアウトドア向きのカメラとしても知られ、カメラのタフさが魅力の1つ。
もちろん限度はありますが、多少の砂やほこり、あるいは水を被るくらいでは問題なく動作します。
他社よりも圧倒的な性能を誇っているのが「高感度」
高感度性能が高いほど、暗い場所でも手ブレせずに撮影できるようになるのですが、PENTAXのはコレがなぜか分けわからんほど得意。
スペック値においてはPENTAXに勝てるメーカーはありません。
「初心者向けのカメラ」について書いた、こちらの記事も読んでみてください。
PENTAXのメリットとデメリット
一度カメラメーカーを選ぶと、なかなか他のメーカーに乗り換えることはありません。
なので、まず先にPENTAXのカメラのメリットとデメリットをご紹介します。
PENTAXを選ぶメリット
- コンパクトなカメラとレンズ
- 圧倒的な高感度性能
- タフで頼りになるボディ
- コストパフォーマンスが高い
PENTAXのデメリット
- タフな分、重いボディ
- 現行のラインナップが少ない
- カメラ・レンズともに新製品がなかなか発売されない
小型でタフで高感度性能が高くて値段が安い。
これがPENTAXです。
大人気メーカーとは言えませんが、多くのファンがいらっしゃいます。
突出した高感度性能は、夜にスナップ撮影へと出かけても三脚要らず。
冬のイルミネーションを撮るときは三脚が必須で荷物が増えてしますが、PENTAXのカメラなら三脚を持っていかなくても手持ち撮影できてしまいます。
思い出を写真に残したい方にオススメのカメラ
家族や友達との思い出を、スマホカメラよりもワンランク上の画質で残されたい方に、オススメのカメラをご紹介します!
思い出として残すなら、どんな距離でも撮影できるダブルズームキットがおすすめですね。
PENTAX K-70
防塵防滴・耐低温(‐10℃)のタフなボディはエントリーモデルでも変わりません。
各社のエントリーモデルは高感度性能がISO25600までなのに対し、K-70はISO102400にまで対応。
数段上の高感度性能を誇っています!
またシャッタースピードも1/4000秒が標準なのに、K-70は1/6000と少し早いシャッタースピードに対応しているので、写真の一部が白く飛んでしまう「白飛び」を抑えやすいですね。
※詳細はこちらの記事からどうぞ!
PENTAX K-S2
PENTAXの中でもかなりコストパフォーマンスの高いカメラ。
現在のラインナップからはカタログ落ちしてしまいましたが、店舗ではまだまだ販売されていて価格も安いです。
・シャッタースピード6000/1秒
・ファインダー視野率100%
・高感度性能ISO100-51200
エントリーモデルながらミドルクラスの性能を持っており、この辺のスペックは一眼レフの2大メーカーCanonやNikonにも勝っています。
カタログ落ちしてしまっているので在庫の数には限りがあります。
「欲しいな!」と思われている方は早めに手に入れましょう!
※詳細はこちらの記事からどうぞ!
趣味として始めたい方にオススメのカメラ
趣味としてカメラを始めたい方は、エントリーモデルではすぐに物足りなさを感じてしまい、カメラをもっといい機種に買い替えることになりますのでオススメはできません。
これから「カメラを趣味にするぞ!」と思われている方には、ミドルクラス以上のカメラがオススメです!
PENTAX KP
APS-Cセンサーに拘ってカメラを作り続けてきたPENTAX。
その集大成と言えるAPS-C機がこのKPです。
ローパスフィルターを切り替えられる「ローパスセレクター」を搭載。
今は解像度重視の時代なので、どのカメラもローパスフィルターレス仕様なのですが、PENTA KPはローパスフィルターありの状態にもできる貴重な存在。
また複数枚の写真を合成して、スペック以上の高画質な写真を撮るハイレゾ撮影も、「リアル・レゾリューション・システム」という呼び名で搭載しています。
PENTAXお得意の高感度性能も、APS-C機のフラッグシップモデルということもあり、常用ISO100~819200と他社をまったく寄せ付けない高性能っぷり!
※詳細はこちらの記事からどうぞ!
PENTAX K-1 Markll
PENTAX初となったフルサイズ一眼レフ「K-1」
そのマイナーチェンジ版がPENTAX K-1 Markllです!
フルモデルチェンジと違ってマイナーチェンジなので、大きな違いは少ないのですが「アクセラレーターユニット」を新搭載したことで高感度性能がさらに向上。
そしてこれまでは三脚が必須だった「リアル・レゾリューション・システム」がパワーアップし、手持ち撮影でもオッケーな「リアル・レゾリューション・システムll」に!
ハイレゾ撮影が手持ちでできるようになったのは大きいですね。
※詳細はこちらの記事からどうぞ!
まとめ
初心者に起こりやすいミスの1つが「手ブレ」です。
シャッタースピードが遅くなってしまうのが原因ですが、高感度(ISO)の数値を上げることでシャッタースピードを速くできる。
PENTAXは高感度性能が高すぎるため、初心者でも手ブレすることはまず無いと言えるレベル。
夜景とかイルミネーションを撮るために、わざわざ三脚を持っていくのはめんどくさい!という方はPENTAXがおすすめですね!
高感度(ISO)は上げすぎると写真にノイズが入り画質が劣化してしまいますが、PENTAXは上限が高く多少数値をあげてもあまりノイズが入りません。