クラシカルなデザインで、一眼レフっぽくないカメラ。
このデザインに一目惚れして、購入される方も多いモデルです。
「APS-Cセンサーの一眼レフは、自分たちが最も上手に作れるんだ!」
と言わんばかりの、PENTAXの本気度が感じられる一眼レフとなっており、高感度性能は脅威のISO100~819200!
8万じゃないですよ、81万9200です。
モンスタースペックにもほどがあります(笑)
それでいて、PENTAXお得意のタフで小型ボディ、コストパフォーマンスにも優れている注目の一眼レフです!
PENTAX KPの特長
※画像引用元:リコー(http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/index.html)
PENTAX KP 3つの特長
・高感度性能ISO819200
・新技術で高画質化
・あまりにも高すぎるコスパ
高感度性能ISO819200
※画像引用元:リコー(http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/index.html)
PENTAXは元々、高感度性能が得意なメーカーですが、フラッグシップモデルでもないのにISO819200にまで対応するカメラを出してしまいました(笑)
店頭では試せませんが、月明かりのない真っ暗な夜や、洞窟の中でもちゃんと写真が撮れてしまいそう。
そんな声も聞こえてきそうですが、ISO12800で撮影してもノイズが見受けられません。
ISO51200になるとノイズが入りますが、まだまだ許容範囲内!
ISO204800になるとだいぶノイジーな写りとなりますが、まだディテールがしっかりとしています。
つまり数字だけの見掛け倒しではなく、本物の超高感度一眼レフなんですね。
新技術で高画質化
※画像引用元:リコー(http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/index.html)
PENTAX KPは新型センサーを搭載し、これまでよりも解像力があがり、より立体感を感じる描写へと進化しました!
解像度を上げるために、ローパスフィルタレス仕様となっていますが、「ローパスセレクター」の機能を搭載。
ローパスフィルターレス仕様ですが、ローパスフィルターの偽色やモアレを低減する効果が得られるようになっていて、被写体によってローパスフィルター有り・無しを切り替えれるようになっています。
また画素数以上の高解像力を引き出す「リアル・レゾリューション・システム」も採用。
他社でいう「ハイレゾ撮影」で、複数枚の写真を合成し高精細な写真を撮影できます!
あまりにも高すぎるコスパ
※画像引用元:リコー(http://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/index.html)
・ぶっちぎりに高い高感度性能。
・防塵防滴・-10°耐寒ボディ
・5段ボディ内手ぶれ補正
・新開発の高速アルゴリズムAF
・新開発の2432万画素センサー
などなど、まるでフラッグシップモデルのようなスペックを持っていますが、お値段は据え置き!
ボディ単体で90,000円前後で購入出来ちゃいます(笑)
これだけの性能を誇っているのに、100,000円を切るお値段なのは驚き!
初登場した時でさえ120,000円位でしたので、コストパフォーマンスが高すぎます(笑)
PENTAX KPのレビューやインプレ
※レビューは価格.comより引用しています。
●PENTAX KPの良い評価
【一眼レフって何でも撮れるんでしょ?と言う要望に応えてくれる】
高感度&強力な手振れ補正を生かした撮影、またはコンパクトなボディで何でも卒なくかつ気軽にこなしたい。カメラが大きかったり重いと持って歩くの億劫になりそう、であればKPが良し。
戦闘機やレースカー等動きの速いものの撮影をする、もしくは興味あるのであればバッファが少ない所は一考した方が良いだろうという結果でした。
【やっと辿り着いたプレミアムスモール】
高感度耐性に優れたこの機種を使用して思うのは、みかけの最高感度よりISO800-3200くらいの領域での画像処理の進歩に、より恩恵を感じます。実用性がかなり増した印象です。
私の理想のカメラ像はist*DSのサイズにその時代の最高性能を詰め込んだカメラ というものでした。
K-7がかなり近かったのですが、KPの登場はそれを上回る理想のカメラです。
【フクロウが手持ちで撮れる唯一無二のボディ】
購入理由はズバリ暗所に強い!その言葉に偽りなし、手ぶれ補正もかなり強力。
高性能レンズでなくとも、かなりの悪条件でも撮影可能な優れものです。
ISO51200までは実用領域で使用可能です。
PENTAX KPの悪い評価
【なにコレ】
K-5までペンタを愛用。しばらくフジ、ソニー、オリンパス、パナ、ニコンなど、1型からフルサイズまでいろいろと浮気して、デザインとK-5で撮影した画像に感動して、KPを購入。
AFの評判があまりよろしくないのは承知の上での購入(以前のK-5も後ピン修理有り)だったが、ここまで酷いとは思わなかった。
まさに「なにコレ」のレベル。快晴の昼間でも迷うし遅いし、進化どころか退化しているとしか思えない。
それにミラーレスに慣れると、デカくて重い。
シルバーの仕上げも、昔のK20Dと比較するとチープな感じ。
ホールド感は、別売のモノを付けてやっと普通レベル。
30カットで即売却。なのでBTの持ちは評価できない。
10年後に存続しているか心配。
PENTAX KPの主なスペック
発売日 | 2017年2月23日 |
タイプ | 一眼レフ |
センサーサイズ | APS-C |
画素数 | 2432万画素 |
高感度 | IISO100~819200 |
連写速度 | 7コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/24000~30 秒 |
AF測距点 | 27点 |
液晶モニター | 3.0インチ・92.1万ドット |
ファインダー倍率 | 0.95倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | 420枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | 〇 |
Bluetooth | × |
NFC | × |
本体サイズ | 131.5(幅)x101(高さ)x76(奥行) mm |
重量 | 643g |
実売価格 | 91,000円前後(ボディのみ) |
まとめ
こんな方におすすめ
- 夜間に撮影することが多いひと
- ハイスペックなカメラが欲しい
- コスパに優れた一眼レフが良い
PENTAX KPはそのデザイン性の良さでも評判ですが、やはり目を引くのはISO819200の超高感度に対応していることです。
作例やレビューを見る限りでは、ISOをかなり上げて撮影しても全然許容範囲で、ノイズ耐性の高さが伺えます。
夜に強いカメラをお探しの方は、PENTAX KPを選べばカメラ沼から抜け出せるかも知れませんよ。