FUJIFILMといえばフィルムを作っている・インスタントカメラの「写ルンです」と「チェキ」で、カメラに興味がない方にも知られているメーカーですね。
しかし意外なことにミラーレスの存在は、カメラ趣味の方以外にはあまり知られていません。
FUJIFILMのカメラは、APS-Cセンサーを搭載したミラーレスとしての性能はトップクラス。
その画質はフルサイズミラーレスに迫るとも言われます。
そして80年以上培ってきたフィルムの技術があり、「フィルムシミュレーション」というシステムで最新のデジタル一眼でフィルム風の写真を撮影できてしまいます!
またその再現度がすばらしく、とても好評な機能となっていて「フィルムシミュレーションがあるからFUJIFILMに乗り換えた」という人がいるほど。
フィルムカメラで撮影した写真の質感が好きな方は、迷うことなくFUJIFILMを選ぶのがオススメです!
「初心者向けのカメラ」について書いた、こちらの記事も読んでみてください。
FUJIFILMのメリットとデメリット
一度カメラメーカーを選ぶと、なかなか他のメーカーに乗り換えることはありません。
なので、まず先にOLYMPUSのカメラのメリットとデメリットをご紹介します。
FUJIFILMを選ぶメリット
- カメラのデザインがクラシカルでかっこいい
- APS-Cセンサーのカメラではトップクラスの画質
- 高スペックながらコンパクトなボディ
- FUJIFILMにしか出来ない「フィルムシミュレーション」
FUJIFILMのデメリット
- ボディ内手ブレ補正がない
- モデルによってはバッテリーの持ちが悪い
一眼レフはCanonやNikon。
ミラーレスはOLYMPUSやSONYの人気が高いため、陰に隠れてしまいがちなFUJIFILMですが、カメラの完成度は高くAPS-CのミラーレスならFUJIFILMを選ぶべき!
またフィルムシミュレーションの独特な写真の仕上がりは、レタッチの技術がなくても十分に印象的な写真を初心者の方でも撮ることができます。
ラインナップもとても豊富ですので、その中からおススメのミラーレスをご紹介させていただきます!
思い出を写真に残したい方にオススメのカメラ
家族や友達との思い出を、スマホカメラよりもワンランク上の画質で残されたい方に、オススメのカメラをご紹介します!
思い出として残すなら、どんな距離でも撮影できるダブルズームキットがおすすめですね。
FUJIFILM X-A5
最新のエントリーミラーレス。
APS-Cのミラーレスは数が少ないため、貴重な存在でもあります。
APS-Cセンサーは高画質でノイズ耐性も強く、一眼らしい背景ボケも気軽にたのしめるセンサー。
標準サイズと思われがちですが結構大型のセンサーなので、エントリーモデルといえどお値段がたかくなってしまう…。
ところですが、FUJIFILM X-A5はとてもリーズナブルな価格で、レンズセットでも52,000円前後しかしません!
もちろん「フィルムシミュレーション」も内蔵されていますので、SNSにアップする写真やや自撮り写真のクオリティを上げたい方におすすめ!
※詳細はこちらの記事からどうぞ!
FUJIFILM X-E3
FUJIFILMの中でもっとも軽くコンパクトなミラーレス。
重量はたったの287gしかありません。
しかし中身はミドルクラスのスペックとなっていて、2430万画素APS-Cセンサーに0.06秒でピントが合う高速AFをそなえています。
気軽にあっちこっちに持ち回りたいとお考えの方におすすめな1台。
ただコンパクトなのに高性能なのでバッテリー持ちが悪いことと、小さすぎて男性の方だと持ちにくいことが欠点ですね。
※詳細はこちらの記事からどうぞ!
趣味として始めたい方にオススメのカメラ
趣味としてカメラを始めたい方は、エントリーモデルではすぐに物足りなさを感じてしまい、カメラをもっといい機種に買い替えることになりますのでオススメはできません。
これから「カメラを趣味にするぞ!」と思われている方には、ミドルクラス以上のカメラがオススメです!
FUJIFILM X-T20
FUJIFILMのミドルクラスミラーレス。
前モデルにくらべオートフォーカスが強化され、はじめての方でもピント合わせが楽になりました。
新型のセンサーと画像処理エンジンを採用していて、これまでに比べ高画質なのはもちろんのことAF性能や連写速度など、すべての性能がアップしています。
特に画像処理エンジンは処理速度が従来にくらべ、4倍もの高速処理が可能になりました!
※詳細はこちらの記事からどうぞ!
FUJIFILM X-Pro2
高いスペックを追い求めるフラッグシップモデルとは、また少し違う道にいるハイエンドモデル。
とにかく評価の高いカメラで、これまでに幾たびもファームウェアアップデート(無料)されていて、発売当初とは別物のカメラと言える。
写真の「色」がすばらしく「富士色」ともいわれる独特な色彩は多くのカメラマンを魅了しています。
新フラッグシップモデルの「FUJIFILM X-H1」が、FUJIFILMっぽい色彩ではなく良くも悪くも普通の色を出すカメラとなったため、これまで以上にFUJIFILM X-Pro2の人気が高まっています。
趣味としてカメラを始められるなら、FUJIFILMの色に拘ってみてはいかかでしょうか。
※詳細はこちらの記事からどうぞ!
FUJIFILM X-H1
FUJIFILMの最新フラッグシップモデル。
これまでのFUJIには無かった「ボディ内手ブレ補正」を初めて搭載したミラーレスです。
フラッグシップモデルなので、ほぼすべての部品が新開発。
新型センサーでFUJI史上最高画質を謳っていますが今のところ賛否両論。
発売して間もないですので、この辺はもう少し時間が経たないといけませんね。
もっとも向上したんじゃないかと思われるのが、ボディの耐久性。
これまでよりもマグネシウム合金の厚みが25%もアップし、衝撃や変形・ねじれに強くなり過酷な環境での撮影に耐えられるように進化しています。
※詳細はこちらの記事からどうぞ!
まとめ
すでに写真を楽しまれている方には好評なFUJIFILMですが、これからカメラを始めるよ!という方にはマイナーな存在かと思います。
「良く知らないし、ネットにもおすすめのカメラはCanonかNikonって書いてあるから、FUJIFILMは大したことが無いんだろう」
こんなことをカメラを始めたばかりのころの私は思っていましたが、これはとんでもない勘違いでした!
基本性能は非常に高く、それでいて「フィルムシミュレーション」という唯一無二の機能まで持ったすんごいメーカー!
ぜひ初めてのカメラ選びの候補に、FUJIFILMも入れてみてはいかがでしょうか!