2017年に登場した、OM-Dエントリーモデルの最新型。
新型の画像処理エンジンやオートフォーカスを搭載し、画質の向上・低ノイズ化・オートフォーカスの強化がされました!
高性能化したため、前モデルと比較するとわずかに本体が大きくて重くなりましたが、まだまだコンパクトなカメラとなっています。
E-M10 Mark IIIの特長
画像引用元:OLYMPUS(https://olympus-imaging.jp/)
E-M10 Mark III 3つの特長
・新型の画像処理エンジンを採用
・121点オートフォーカスを搭載
・4Kに対応し動画機能が強化
新型の画像処理エンジンを採用

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
画像引用元:OLYMPUS(https://olympus-imaging.jp/)
センサー自体は1605万画素4/3型Live MOSで、前モデルと変わりありません。
ですが、画像処理エンジンが最新型の「True Pic VIII」を搭載!
画質の向上や高感度性能のアップ、低ノイズ化や処理速度が速くなるなど、あらゆる性能が上がりました!
121点オートフォーカスを搭載
画像引用元:OLYMPUS(https://olympus-imaging.jp/)
前モデルまで81点オートフォーカスでしたが、今回は121点オートフォーカスを採用。
これはOLYMPUSのフラッグシップモデル「E-M1 Mark II」と、おなじものが搭載されました!
以前よりも動く被写体にも、しっかりとピントが合うようになります。
4Kに対応し動画機能が強化
OLYMPUSの公式ページでは、あまりプッシュされていませんが、4K動画撮影に対応したのと、スローモーション撮影に対応しています。
動画撮影が得意な機種とは言えないので、動画を撮るのはむずかしいのですが、あるのと無いのではまた違うので、より高画質な4K動画が撮れる方がいいです。
E-M10 Mark IIIのレビューやインプレ
※レビューは価格.comより引用しています。
E-M10 Mark IIIの良い評価
【買って良かった】 子供の撮影用に購入しました。コンパクトデジカメか、iPhoneくらいでしか写真を撮った事のない、カメラ用語も分からない素人です。 あまりいい評価がなく悩みましたが、いい買い物をしたと思います。購入したばかりで大した評価もできませんが、電気の消えた寝室の戸を開け、隣の部屋の電気だけで撮影してみましたがこんなに綺麗に撮れるのかと驚きました。デジタル一眼と悩みましたが、とりあえず持ち歩いてみようと思えるサイズで、撮影が楽しいです。 初心者は付属のレンズではなく単焦点を買った方が上手く撮影できると聞いたので、手の届きやすい価格のレンズが豊富なのもオリンパスにした決めてです。
【使いやすいミラーレスです】 マーク2の方が批評されていますが始めて買う方にはマーク3良いと思います。価格もキャッシュバックが1万円あるので実質5千円くらいしか変わりません。マーク2購入した方が批評しているだけなので気にする事は無いと思います。もともとこだわる方はこのシリーズ買わないと思うので。
【ちょうどよいです】 ともかく5軸手ブレ補正が強力です。AFが早くてブレが防止できて、フルサイズより2倍の焦点距離を稼げて、軽い。さらに、子供の身近な様子を4kで記録できるのはこれだけです。子供の表情は今だけなので、2、3万けちって汚いビデオにするのは避けたかったです。ソニーα6500とも悩みましたが、これはYouTubeで比較動画もありましたが、同じ5軸ブレでもα6500とは趣向が違います。(6500は写真の細い手ブレに強いようです)大きいブレに対応した動画歩きとりにもよく効くのがオリンパスなので、この点は評価してます。ただ、外部マイク端子がないのはがっかりです。
E-M10 Mark IIIの悪い評価
【明るいレンズとSCNモード等を両方使いたい人は注意】 他のレビューや口コミでも出ていますが、このカメラは電子シャッターを常時設定することが出来ません。 F値の暗いダブルズームだけで済ませる方は問題ありませんが、25mm F1.8、45mm F1.8 など、安価で魅力的な単焦点レンズを使う場合は要注意。 屋外でこれら単焦点レンズでボケを活かした写真を撮る場合、シャッタースピードは1/8000sec~1/16000sec程度になることが多いです。このカメラのメカニカルシャッターは1/4000secが上限なので、このようなシチュエーションでは電子シャッターを使う必要があります。 他のOM-Dでは、シャッターを「静音撮影」にすることで常時電子シャッターで撮影することが出来ます。 一方、E-M10 Mark IIIでは、「静音撮影」は「シーンモード(SCN)」か「アドバンストフォト(AP)」の中でしか設定出来ません。 つまり、例えばシーンモードの「ポートレート」を使いながら、「静音撮影=電子シャッター」を設定することは出来ないのです。明るい単焦点でポートレートを撮る時に、「ポートレート」モードが使えないことになります。 同じことがAPモードでも言えます。 単焦点レンズを使いたい方は、このような大きな制約があることをご承知おき下さい。これを避けるにはND4などのNDフィルターをレンズに装着する必要があり、「明るい場所ではNDフィルターを付けて、暗い場所ではNDフィルターを外す」という面倒なことになります。 F値の暗いズームレンズしか使わない方であれば、特に問題ないと思いますが、電子シャッターを多用しそうな方は注意された方が良いでしょう。 なお、A/S/Mモードなどを使用されるベテランの方の場合、電子シャッターがこれらモードでは全く設定出来ませんので、このカメラはほぼ初心者専用で、E-M1/5などのサブには使いづらいと思います。
E-M10 Mark IIIの主なスペック
発売日 | 2017年9月15日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | マイクロフォーサーズ |
画素数 | 1605万画素 |
高感度 | IISO100~6400(拡張:ISO25600) |
連写速度 | 8.6コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/16000~60 秒 |
AF測距点 | 121点 |
液晶モニター | 3.0インチ・104万ドット |
ファインダー倍率 | 1.23倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | 330枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | 〇 |
Bluetooth | × |
NFC | × |
本体サイズ | 121.5(幅)x83.6(高さ)x49.5(奥行) mm |
重量 | 362g |
実売価格 | 79,000円前後(ダブルズームキット) |
まとめ
こんな方におすすめ
- 頼りになるオートフォーカスが欲しい
- バランスの良いカメラが良い
- カッコいいデザインのミラーレスがほしい
大きくは前モデルと変わらないものの、新しい画像処理エンジンのおかげで、画質はより良くなりました!
また121点オートフォーカスも強力で、動体撮影も撮りやすくなっています。
手ぶれ補正が5.5段から、4.0段になってしまったのは残念ですが、4.0段でも強力な補正効果があるので安心かと。
その他にも操作性がUIが見直され、より使いやすいミラーレスとなりました!