LUMIX DC-G9(LUMIX G9 PRO)は、ミラーレスの中でも最強クラスのカメラ!
ハイスペックに関わらずカメラの値段がとても安いので、抜群のコストパフォーマンスの良さも持っています。
このカメラが登場してから、ルミックスに乗り換えた方も多いですね!
フラッグシップモデルは、メーカーの技術の塊なのですが、DC-G9は本体価格が132,000円(2018年9月時点)と、ありえないほど低価格なのでこれからカメラを始めたいと考えている方でも、いきなりフラッグシップモデルを手にすることが出来ます。
DC-G9の特長
※画像引用元:パナソニック
DC-G9 3つの特長
・世界最高ボディ内手ブレ補正6.5段
・世界最速0.04秒の高速AF
・8000画素相当のハイレゾモード
世界最高ボディ内手ブレ補正6.5段
※画像引用元:パナソニック
DC-G9の手振れ補正は最大6.5段分と、世界最強の性能を誇っています。
その秘密はボディ内手ブレ補正とレンズ内手ブレ補正を連動させる、手振れ補正機能「Dual I.S.2」
2つの手振れ補正を使うハイブリット仕様で、スローシャッターでも手持ち撮影ができるほど補正効果が高いです!
野生動物やお子さんを撮るときは、カメラを動かしながら撮影しないといけない場面もあると思いますが、DC-G9ならブレることなく撮影ができますね。
世界最速0.04秒の高速AF
※画像引用元:パナソニック
0.04秒でピントが合う爆速オートフォーカスを装備。
こちらも手振れ補正と同様に、世界最速のAFとなっています。
ただ速いだけでなく、空間認識技術・新型画像処理エンジン・演算アルゴリズムの進化によって、ピント精度も大幅にパワーアップしているので、素早く正確にピントが合うオートフォーカスになりました!
8000画素相当のハイレゾモード
※画像引用元:パナソニック
マイクロフォーサーズセンサーに弱点の1つは、フルサイズ一眼レフに比べると画質が劣る点があります。
DC-G9は先ほど紹介した強力な手振れ補正を使い、センサーをシフトさせながら計8回の連続自動撮影。
8枚の写真を合成することで、約8000万画素相当の超高精細な写真を撮影することが出来ます!
ハイレゾモードでは三脚が必須であるため、風景写真や物撮り撮影が主になりますが、フルサイズを上回る高解像度の写真を撮る能力も秘めています。
DC-G9のレビューやインプレ
※レビューは価格.comより引用しています。
DC-G9の良い評価
【他社フルサイズ機と勝負できるマイクロフォーサーズ機!】
スチール用でニコンD850を動画用でパナソニックGH5Sを持っています。動画用のGH5Sでスチールを撮影すると、とても良い写りをしていましたが、いかんせん動画専用と言っても良い1000万画素センサーなので拡大すると粗が見えてきます。
パナソニックのマイクロフォーサーズってこんなにスチールの写りがいいの?!と思ってスチール用の2000万画素以上のパナ機がどうしてもほしくてたまりませんでした。
そこで今回購入したのがG9です。これは良い!まずファインダーが見やすいし画面が大きい。メニューなどの操作性もパナソニックのカメラを使っている方なら問題なく馴染めると思います。各ボタンの配置も絶妙で違和感なく撮影に没頭できると思います。シャッターボタンに関しては、AFを決めようとしても軽く押しただけで撮影されるので、ちょっと違和感があると思います。わたくしはAEロックボタンをAFに割り当て親指AFにして使用しています。
G9の何が良いかと言うと画像の色です。ニコンのように白色系が強くなく、ソニー系のように色が薄くなく、丁度よいカラー感というのでしょうか、ソフトウェアによる修正が少なく手済むのではないでしょうか!
カメラ自体の手振れ補正がすごいです。単焦点レンズに手振れ補正がついていないものでも、カメラ本体に手振れ補正がついているので、撮影時に手ぶれ補正の有無で気を使わなくてもいいところがGOOD!
動画性能も素晴らしく 10分制限がありますが、4K60Pの動画撮影が可能です。これは本来はGH5Sの動画機能を全部G9に移植することもできたのでしょうが、住み分けとしてわざと機能を削減したという表現の方が当たっていると思います。また、GH5Sと違い動画撮影をしていると本体がけっこう熱くなります。この熱対策の為に動画機能を削減したんだなとも思いました。
D850とG9を比べた場合、例えばマクロ撮影で撮影した画像を150%に拡大してトリミングして切り出すなどはD850の優位性が光りますが、それ以外で比べた場合、G9のメリットが俄然出てきます。まずはその大きさと重量。重量に関してはレンズも含めると半分以下になります。これは大きい要素ですね! 値段もわたくしが購入した時には14万円を切っておりました。カメラを持ち出す時に手軽に持ち出せるG9は素晴らしいですね!手振れ補正もあり、動画も撮れて、軽いし、画質も良い。
これからG9が活躍する機会がとても増える予感がしています。
【2018年前半現在、MFTとして最高画質を得られます】
題名にもしましたが、2018年前半現在としては、MFT史上、最高レベルの画質だと思います。
それは、撮像素子(ソニー製とのことですが・・)の性能が良いのか?、撮像素子ローパスレスが効いているのか?、最新の画像処理が効いているのか?、それらの総合力なのか?・・辺りは、きちんと検証しないと分かりませんが、何れにしても、JPEG出画映像としては非常に素晴らしい映像が得られると思います。良いレンズを使えばきっちり、精細感が有り、ラチュードの広さを感じることが出来ます。
ノイズ特性も、ISO6400までなら十分、実用性のある映像が得られるのも、MFT機としてはかなり頑張っていると思います。"PRO"と名乗るだけ有って、機能性で疑問を感じる所は無いです。ただ、カスタマイズ性はOM-D E-M1 MkIIの方が上だと思いますが、使い勝手には影響はないレベルだと思います。
GH5からの進化点としては、ステータスLCDですが、雰囲気がニコン機に近い感じがしなくもないですが、撮影時に便利であるのは間違いないですね。後、GH5からの機能ですが、Bluetoothに対応してスマホ連携は便利です。私は映像の転送をスマホを使わないのですが、スマホのGPSとの連動は常に使っています。
後、やっぱり、2018年前半時点では、GH5シリーズと並んで、4kで60fpsの映像が撮像できるのは素晴らしいと思います。
もちろん、GH5シリーズに対して、G9は撮像時間が10分を超えられないのは、G9の熱対策上、仕方ないと思いますが、私の使用条件では全く問題になりません。
DC-G9の悪い評価
際立った悪い評価はありませんでした。
「この性能でこの価格は高い」と言う意見もありましたが、DC-G9は発売開始からガンガン値段が下がり続け、2018年9月現在で約130,000円まで値下がっており、高いどころか性能の割りに安すぎるカメラとなりました(笑)
DC-G9の主なスペック
発売日 | 2018年1月25日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | マイクロフォーサーズ |
画素数 | 2033万画素 |
高感度 | ISO200~25600 |
連写速度 | 60コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/32000~60 秒 |
AF測距点 | 225点 |
液晶モニター | 3.0インチ・104万ドット |
ファインダー倍率 | 1.66倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | 360枚(ファインダー使用時) |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ | 136.9(幅)x97.3(高さ)x91.6(奥行) mm |
重量 | 586g |
実売価格 | 132,000円前後(ボディのみ) |
まとめ
こんな方におすすめ
- 動体撮影を主にされる方
- 仕事でカメラを使う方
- コスパ最強のカメラを探している
最高60コマ/秒の連写力に6.5段分の手振れ補正。
素早く高精度なオートフォーカスを備えた、最強クラスの動体撮影機となっています。
Sonyのα9と並ぶほどハイスペックなカメラですが、価格は何と約3分の1である130,000円!
コスパが良いとか言うレベルではありません(笑)
発売日に購入された方は気の毒ですが、めちゃくちゃ安くなっていますので、これからカメラを始めたいと思っている方にも勧めたいモデルですね!