※2018年11月29日に更新しました。
レトロでクラシカルなカメラに、最新のデジタルデバイスをぶち込んだのがNikon Dfです。
フィルムカメラのデザインを取り入れ、シャッタースピードや露出値を変更するダイヤルは金属製と、とにかくデザインに凝ったカメラで、ニコンのカメラの中でもかなり人気がある。
フィルムカメラっぽいのに、中身はデジタルカメラと言う、唯一無二で特殊な一眼レフなんですね!
Dfの特長
※画像引用元:ニコン(http://www.nikon-image.com/)
Df 3つの特長
・かなりこだわったレトロなデザイン
・フラッグシップモデルの部品が使われるなど、カメラとしての性能も折り紙付き
・Nikonと言うよりDfのファンが多い
かなりこだわったレトロなデザイン
※画像引用元:ニコン(http://www.nikon-image.com/)
Nikon Dfの最大の魅力は、レトロなデザインですよね。
カメラを前面や上部から見ると、何十年前のカメラなんだろう?と思うほどクラシック。
実際、Dfをデザインするにあたって数多くのフィルムカメラを参考にしたそうです。
そして背面部を見るとクラシカルさは無くなり、急にハイテク感が出る(笑)
丸型アイピースのファインダーに、大型の背面モニター。
その脇にはボタン類が立ち並び、ハイエンドモデルの雰囲気があります。
フラッグシップモデルの部品が使われるなど、カメラとしての性能も折り紙付き
※画像引用元:ニコン(http://www.nikon-image.com/)
外観はレトロなDfですが、中身はNikonのフラッグシップモデル「D4」と同じセンサーが採用されるなど本格的な仕様!
フルサイズセンサーに1625万画素センサーを搭載し、高感度・階調性・色再現度の性能をバランスよく調整されています。
Dfは2013年の発売なので、今の最新機種と比較すると劣っている値ですが、実際に撮れる写真は息を呑む仕上がり。
スペック表だけでは分からない良さがあるんです!
カメラ本体の小型さもDfの魅力の1つで、一眼レフとミラーレスの中間のようなサイズ。
Nikon フルサイズ一眼レフとしては最軽量かつもっとも小型なモデルで、持ち運びの楽なフルサイズ一眼レフです。
Nikonと言うよりDfのファンが多い
※画像引用元:ニコン(http://www.nikon-image.com/)
見たら忘れられないフォルムは、新たなカメラユーザーを生み出しました。
「一眼レフ欲しいな~」と漠然と思っていた方が、Dfの登場と共にカメラの世界に入ってきたんですね。
色々なブログやレビューサイトを見ていると、初めてのカメラがこのDfだ。と言う方の多いこと。
Nikonというメーカーに惹かれたんじゃなくて、Dfがとにかく好きな方がが多い。
Nikon Dfは後継機の登場を期待されていますが、ミラーレスの開発が忙しいようで今のところ新型Dfのウワサはありません…。
しかしこれだけ人気のモデルなので、後継機が出ないと言うことは無いでしょうから、楽しみに待ちましょう!
Dfのレビューやインプレ
※レビューは価格ドットコムより引用しています。
Dfの良い評価
【性能や機能がどうと言うモデルではないと思います】 購入して2年経ちました。 ミラーレスαと併用です。 旅行や散歩に持ち歩く場合は当然、それ以外の場合でもほとんどαを使ってます。 でも、カメラを操作して撮影することそれ自体を楽しみたい場合には、Dfを使いたくなります。 学生時代の夏休みにアルバイトして買った初代FMと同時に購入したAi連動爪のついた50mmF1.4をつけると、FMで撮影して歩いた当時の記憶がよみがえり、心豊かな時間を楽しめます。 通常の撮影に十分な性能と機能ではありますが、性能や機能がどうというモデルではないと思います。
【Japan品質のDfは高クオリティ】 操作性:直観的なダイヤル操作で、露出操作は自分で撮るぞという意欲をそそぐ! ファイダー像:同じ視野率100%のD610やD750よりじゃっかん広角的に目が行き届く! 写り:コントラストに階調性が良い。単集点レンズの写りの良さがわかるカメラ(D750ではわかりにくい!) 液晶モニター:画像再生を拡大で、ドット数が今時のニコン機に比べ劣っている MENU項目:info表示が常時にするこができる。(他のニコン機と異なる)
【D4同様の写りは最高峰】 デザインや操作性のクラシックスタイルがどうのと言われますが、個人的にはあまり重視せず。 私にはフルサイズでこの大きさと軽さにD4のセンサーが全てです。 唯一不満なのはAF。 悪くはありませんがエリアの狭さと暗所での迷いがちょっとどうかと思います。 写りはD4同様不満のない素晴らしいものなので次のモデルではなんとかAF頑張ってほしいです。
Dfの悪い評価
【暗所AFが残念】 手持ち夜景用に買いました。D3sよりきれいにとれましたが、 暗いところでのAFがジーコジーコ迷うだけでMFに切り替えて使うしかありませんでした。D3Sだとあうところで、 Dfはだめでした。高感度に強いが、売りなのになぜでしょう。 今度のD750は-3EVまでのAFになりました。できるならDfも同じにしてほしかった。
【コマンドダイアルへの考え方が惜し過ぎます】 電子ダイヤルの機能割り付けが実に中途半端で、結局他のDシリーズが要る…ここがわたしがDfを手放す最大の理由です。 フイルムカメラとデジタルカメラでは頻繁に操作するパラメーターが違います。何やったってしょせんはデジカメ。電子ダイヤルによる操作を「限定する」理由がわかりません。ならばはじめから付けるなと… 露出補正やISO感度の設定、AF-DタイプレンズA/Mモード時の絞り値設定が電子ダイヤルで出来て欲しかったとか、他のデジタル機同様の2つのダイヤルカスタマイズが出来て欲しかった。前ダイヤルももう少しクリック感の工夫が出来たはずです。
Dfのレビューまとめ
デザインや所有感、D4並の高画質さに対する高評価が多く、悪いレビューはかなり少なかったです。
暗所AFの弱さは、この時代のカメラは仕方ないですね…。
暗い場所ではISOを上げるか、被写体によってストロボを使って対処するしかありませんね。
Dfの主なスペック
発売日 | 2013年11月28日 |
タイプ | 一眼レフ |
センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 1625万画素 |
高感度 | ISO100~12800 |
連写速度 | 5.5コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/4000~30 秒 |
AF測距点 | 39点 |
液晶モニター | 3.2インチ・92万ドット |
ファインダー倍率 | 0.7倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | 1400枚 |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | × |
Bluetooth | × |
NFC | × |
本体サイズ | 143.5(幅)x110(高さ)x66.5(奥行) mm |
重量 | 710g |
実売価格 | 210,000円前後 |
Dfの対抗機種
まとめ
こんな方におすすめ
- 個性的なカメラが欲しい
- フラッグシップパーツの良さを感じたい
- クラシックな外装なのに中身は最新のデジタルデバイスと言うのにロマンを感じる
発売と同時に一眼レフとしては爆発的な売れ行きをみせたニコンDf。
デザイン重視のカメラかと思えば、フラッグシップモデル「D4」と同じ部品が使われるなど中身の方もハイスペック!
特別仕様のDfや特別仕様の50mm単焦点レンズなどが発売され、人気の高さが伺えます。
※特別仕様のDfはプレミアが付いていまして、新品だと500,000円を超えますw
とても顧客の心を掴んだカメラで、今でもあまり値崩れをしていなくて高価。
ぜひ後継機を出して欲しいところですが、発売から結構時間が経ったいまでも後継機のウワサはありませんし、後継機は出さないなんて話もあります。
とても勿体無いと思うので、新型Dfの登場を期待しています!