第4世代となる新センサーを採用した、新型ハイエンドミラーレス。
画素数は2610万画素にまで高められましたが、高感度性能の高さも維持しています。
今回は高速連写が特長となっていて、ブラックアウトフリーで30コマ/秒の高速連写が可能となりました。
マイクロフォーサーズであれば30コマ/秒の連写力を持ったカメラはありますが、2610万画素APS-Cセンサーのカメラでこれは凄いですね!
また動画撮影も強化され4K画質で60フレームに対応。
FUJIFILMのフィルムシミュレーションには動画向きのエフェクトが準備されていますので、動画撮影にも向いているミラーレスとなりました。
X-T3の特長
※画像引用元:FUJIFILM(https://fujifilm.jp/index.html)
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第4世代のセンサーを採用
圧倒的な連写力
タイムラグ0.005秒のファインダー
第4世代のセンサーを採用
※画像引用元:FUJIFILM(https://fujifilm.jp/index.html)
裏面照射型の新型センサー「X-Trans CMOS 4」を採用。
これまで通りローパスフィルターレス仕様で、解像度が高いままモヤレや偽色を抑制します。
常用ISOはこれまで200からでしたが、X-Trans CMOS 4は常用ISO160に対応しました。
画像処理エンジンも進化し「X-Processor 4」となりました。
X-Trans CMOS 4を最大限に活かすための新エンジンで、これまで以上に処理速度が上がりAFの追従性も高まり、動体撮影が楽に行えるようになっています。
圧倒的な連写力
※画像引用元:FUJIFILM(https://fujifilm.jp/index.html)
新型画像処理エンジン「X-Processor 4」の恩恵もあり、2610万画素APS-Cセンサーでありながら、最大で30コマ/秒の連写能力を持っています。
今回進化したAF追従性と合わせれば、今まで以上に楽で確実な動体撮影が出来そうです。
電子幕シャッター使用時で30コマ/秒。
メカニカルシャッターで11コマ/秒となっています。
この連写力を活かせるように、オートフォーカスも進化しています。
画面の100%をカバーし、アルゴリズムは従来の1.5倍の演算回数となったため、画面のどこでも被写体をしっかり捉えてくれる。
FUJIFILMのオートフォーカスでは、かなり強力なシステムとなっていますね!
タイムラグ0.005秒のファインダー
※画像引用元:FUJIFILM(https://fujifilm.jp/index.html)
ミラーレスで気になるのがEVF(電子ビューファインダー)の性能。
これの良し悪しで撮影が楽しいかどうかが決まります。
X-T3のEVFは369万ドットと、ミラーレスの中でもトップクラスに高精細なEVF!
さらに表示ライムラグは0.005秒でフレームレートは100/秒ですので、ほぼ光学式ファインダーと同じように見えますね。
かなり高性能なファインダーに仕上がっています。
EVFにはスポーツファインダーモードが搭載されていて、スポーツシーンや野生動物を撮るのに最適な設定にすることが可能!
X-T3のレビュー
※レビューは価格.comより引用しています。
X-T3の良い評価
【トータルバランスに優れているカメラ】タイトルに書いた通り、ストレスがなくトータルバランスに優れたカメラです。
Xシリーズは色々使っていて、直近ではX-T20も使っていました。
X-T3はレンタルをして、購入をすぐに決めたカメラです。
実際に撮影してみると分かるかと思いますが、本当に扱いやすく撮影していて気持ち良いカメラです。
細かな改善点はまだありますが、これ以上進化するのかな…?
満足度は満点です!
【X-T10からの買い替え】X-T10とX-T3は格が違うので比較するのもおかしいのですが、数年間の進化を痛感しました。X-H1も候補でしたが、サイズと見た目で候補から外しました。X-T3はとにかく見た目が格好良く、所有力を満たしてくれます。富士フイルムの色が好きな人は買いだと思います。
【カメラ初心者にオススメな1台】AF性能もこれまでの機種に比べて格段に向上し、とても快適なカメラ生活を送る事が出来ています。小さい子供の動きにも十分追従してくれる様になりました。小さいカメラが基本的に欲しいのでX-T30やX-E4が発売されれば買い換えるかもしれませんが、X-T3で今は十分満足しています。初めてカメラを買おうと思っている人がいましたら、かなりオススメ出来る一台だと思っています。
X-T3の悪い評価
AF-Cですが、とにかくコントラストの低い被写体はダメ。航空祭でロービジ塗装の機体では全くあてにならないシーンが多かった。それと遠距離のAF-Cもサッパリ。
連写も1秒もしないうちに途中で止まったり、そしてすぐにまた始まったり。決してバッファ不足状態ではないのは明白。AFが抜ける事もそこそこありますし、戻ってこない事もあります。
良い部分もあるのですが、やはり中途半端感が否めない。画質や高感度は決してAPS-Cトップクラスとは言えないけど、発色やホワイトバランスは良い方だと思います。
メーカーさんはAF-C性能をあまり前面に押し出した写真とかを広告などで使っていませんね。facebokなどでも静止物がほとんど。
それはつまり機能は有したが、胸を張って使ってくれと言えないと言う事なのでしょうか。
今後に期待してはいますが、とりあえずサポート絡みになる状況のない製品でお願いしたい。ハードウェア以上に深刻な問題抱えてますから。
【衝撃の画質退化】メカは良いです。
Trans3のまま、このボディーが良かった。
画質、間違いなくX-T2やPro2のほうが上です。
H2も期待できないのかなあ。
X-T3の主なスペック
発売日 | 2018年9月20日 |
タイプ | ミラーレス |
センサーサイズ | APS-C |
画素数 | 2610万画素 |
高感度 | ISO160-12800 (拡張ISO51200) |
連写速度 | 電子シャッター:30コマ/秒 メカニカルシャッター:11コマ/秒 |
シャッタースピード | 1/32000~900 秒 |
AF測距点 | 425点 |
液晶モニター | 3.0インチ・104万ドット |
ファインダー倍率 | 0.75倍 |
ファインダー視野率 | 100% |
撮影可能枚数 | 370枚 (モニター時:390枚) |
記録メディア | SDHCカード SDカード SDXCカード |
Wi-Fi | ○ |
Bluetooth | ○ |
NFC | × |
本体サイズ | 132.5(幅)x92.8(高さ)x58.8(奥行) mm |
重量 | 489g |
実売価格 | 152,000円前後(ボディのみ) |
X-T3対抗機種
まとめ
こんな方におすすめ
- FUJIFILMの色が好きな人
- 高画質なEVFのカメラが良い
- APS-Cのミラーレスを検討している
第4世代の新型センサーと新型画像処理エンジンを搭載し、公式でもFUJIFILM史上最高のパフォーマンスを手に入れたと言っています。
実際に購入された方も、画質や性能のバランスの良さが高評価で、とても満足度の高いカメラ!
しかし、注目の第4世代センサーは懐疑的な意見も…。
第3世代のセンサーと第4世代のセンサーを撮り比べて、デティールを比較すると第4世代の方が劣っているという検証結果があったからですね。
とはいえ拡大して分かるレベルですので、よほど画質に強いこだわりがある人でないと気にならないレベル。
すこし解像度が低下していますが、拡大した高感度性能と連写力。
4K/60pの動画撮影などを考えれば、総合的には第3世代より向上しているのは間違いありません。